約 3,646,715 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2280.html
お兄さんと一緒 26KB 愛で 虐待 思いやり 不運 変態 お家宣言 野良ゆ ゲス 都会 愛護人間 虐待人間 独自設定 うんしー 人間グロあきです 話の筋道が立ってません。 人間グロあきです 無記名時代含めて多分10作目です ※※※はじめに※※※ 一部言葉遣いが悪いです 胴付き、HENTAI成分が苦手な方 人間が必要以上にゲスなのがアウトな方 理不尽な虐待モノはダメな方 制裁・幸福な結末が必要不可欠な方 人間に近い思考力を持ったゆっくりの存在がダメな方はお控えください。 お兄さんと一緒 -1- いつこの世に生を受けたのか分からないし、いつからここに居るのかも覚えていない。 姉妹が居た事だけは確かだったが、いつしかその温もりも感じない。 胴付きの赤ゆっくり うどんげは、小雨の降りしきる中、エアコンの室外機が並ぶビルとビルの狭間に置かれた、溶けかけのダンボールの中で自我に目覚めた。 「・・・おかーしゃんどこ?おとーしゃんどこ?」 既に冷たくなった3体の骸の横で、父母の手を掴もうと必死でその小さい手のひらを宙に躍らせる。 しかし、このうどんげの両親の姿はこの場にはない。母うどんげは飼いゆっくりだったが放蕩癖があり、父親の分からない子を妊娠しては産み捨てていた。 この様な捨て子は本来母性愛の強いゆっくりの社会では珍しい事だったが、人間により甘やかされた飼いゆっくり生活の中では、 動物的本能を失うに余りある生活の安泰が保証されていたのだ。 「・・・うどんげはここだよ・・おかーしゃん・・」 奇跡の果ての誕生を祝福するものの居ないコンクリートの谷間で、力なく宙を彷徨う手のひらが崩れそうになった時、何者かがそっと掴んだ。 その体温から両親の手ではない事をうどんげは悟ったが、力を振り絞って握り返すとまだ開かない瞼を細めて微笑み、意識を失っていった。 「目が覚めたか?何か食べれそうか?」 「まだ熱が高いんじゃないかしら?」 次に意識を取り戻したとき、胴付きの赤ゆっくり うどんげは、人間の男女二人に心配そうな顔つきで見守られていた。 「・・・おかーしゃん?おとーしゃん?」 「んー、ちょっと違うな、飼い主かな。」 生後すぐ雨に打たれていた為に高熱を発していたが、初めて開いたぼんやり映る瞳には、この平屋に住む人間の男女が本物の両親に見えたのだ。 その後、熱で意識が途切れがちではあったが、うどんげはこの男女が生まれたてのか弱い自分を、全力で愛してくれているのだと悟る。 夜は朝が来るまで氷枕の番をし、朝にパジャマを交換すると同時に汗を拭い、重湯を匙ですくっては息を吹きかけ冷ましてから食べさせた。 時間構わず嘔吐しては吐き気が収まるまで背中をさすり、粗相をしては嫌な顔せず処理しかぶれない様にベビーパウダーではたいた。 この二人と自分が違う生き物である事をうどんげは理解していたが、二人から与えられる愛情に包まれて、発熱で朦朧とする中生きている幸福を噛み締めていた。 -2- この平屋の男女に拾われてから1年が経過し、胴付きうどんげは白い素肌の手足が長い美しい若ゆっくりになっていた。 優しいお兄さんとお姉さんに囲まれ何不自由ない幸福な日々を過ごしてきたのだ。 これまでの生活の中で理解した環境。直接聞いた訳ではないが、お兄さんとお姉さんは一緒に住んでいるのに結婚はしていない。 二人とも働いているので、日中はうどんげが一人で留守番をしながら洗濯をしたり掃除をしたりする。 空いてる時間はゲームをしたりテレビを見たり、とてもゆっくりとした穏やかな生活を営んで来た。 (洗濯物の乾きはどうかな?) 晩春の午後の柔らかな日差しとまだ少し冷たさの混じる風に打たれながら、うどんげは縁側で揺れる洗濯物を眺めてまどろんでいた。その時。 「ゆっへっへ、いいおうちをみつけたのぜ!」 「さすがれいむのまりさだよっ!」 「「「ゆっきゅりしちぇるおうちだにえ!」」」 下卑た声質と会話内容。うどんげが座る目の前で、まるで視界に入っていないかのように振舞う、胴体の無いこの生首饅頭シリーズを、うどんげは心底毛嫌いしていた。 野良ゆっくりは、飼われていない事のアドバンテージを差し引いても余りある下劣さと浅ましさ、浅はかさで人間や社会に害をなし、 あまつさえ臭い汚い死体をあちこちで晒す。 それなのに、敬愛するお兄さんお姉さんなどといった人間よりも、ずっと自分に近い眷属。 この汚物饅頭と同じような身体構造をしていると思うだけで、うどんげは背筋に寒気を覚える。 「ゆ?こんなところに どうつきがいたよっ!」 「ゆっへっへ、まりささませんようの すっきりーどれぃぶぎょ!?」 もうこいつらの戯言に付き合うのも押し問答するのも嫌だ。 うどんげはそう思うと、縁側で腰掛けたまま突き刺さる赤い視線で見下ろし、足元のやたらと巨大な親まりさを蹴飛ばした。 時々こうした野良ゆっくりの来訪を受けては、会話が成り立たないやり取りにうんざりしていたから迷いは無かった。 「まりさぁぁぁぁぁ!?」 「「「おとーしゃぁぁぁん!」」」 座ったままだから、深手は負わさないし派手に汚れる事もない。 考えた末の行動であったが、つま先が親まりさの左目に直撃したらしく寒天の目玉を垂らしながら、家族を見捨てて一目散に庭先を走って逃げて行き、 一拍置いてから親れいむと子供達も我先にと後に続いた。 その光景を、うどんげは少し寂しげな表情をしながら黙って見送った。 -3- 「はい、あーん。」 「あーーーん。」ぱくっ 「おいしいかい?」 「あまくてつめたくて、すっごくおいしいよ!」 お兄さんが休日のある日、うどんげは居間でお兄さんの膝の上に座りアイスクリームを食べていた。 お兄さんとうどんげ、二人でひとつのアイスクリーム。外出しない休日の、うどんげにとってはありふれた日常。 お姉さんは最近仕事のシフトが変わり、お兄さんと一緒の休みを得る事が難しくなっていた為、三人でのお出かけもめっきり機会が減っていた。 うどんげはそれでも、時々冷たい視線を投げかけるようになったお姉さんの事が大好きだった。 きっとお仕事で疲れているんだろう、出来る限り家事は自分でやって休ませてあげよう。そう心に決め、最近では買い物も一人で行くようになっていた。 ガチャリ ドアの開く音。お姉さんが仕事から帰ってきた事を告げる乾いた金属の擦れる音。 「あ、おねーさんが・・」 「はい、あーん。」 「おねーさん・・」 「あーん。」 「・・・何してるの?」 いつもより少し強い足音が近づき、お姉さんがお兄さんとその膝のうどんげを見下ろす。 最近見せるようになった冷たい瞳だ。うどんげは瞬間的に背筋に寒いものを感じ取り、一瞬身震いする。 「何って、アイス食ってんだよ。見りゃわかんだろ。」 先ほど自分に投げかけた優しい口調から、吐き捨てるようにやや強い口調で切り返すお兄さん。うどんげはやはりこちらにも寒気を覚える。 「・・・仲のおよろしい事で。」 お姉さんも負けていない。挑発口調に大げさなジェスチャーでお兄さんに吐き捨てた。 そんな二人の様を、うどんげはどうして良いか分からず、ただ心配そうに眉間を萎め二人の顔を繰り返し見つめる事しか出来ずにいる。 「うどんげ、ちょっと隣の部屋に行ってようか。」 お兄さんが辛抱強く優しい声に努めて発したが、その笑顔は引きつっていた。 隣の部屋、と言えば聞こえはいいが、この平屋には6畳の居間、4畳半の寝室、3畳の小部屋しかない。 寝室には最近お姉さんが出入り禁止を申し付けていたので、本棚が並ぶ3畳間に移動する。 この部屋はまだ子ゆっくりの頃、いたずらが発覚した後懲らしめる為に閉じ込められていたので、あまり良い気はしない。 (・・・おにーさん、おねーさん、なかよくなってほしいな。) 薄暗い小部屋で膝を抱えて、うどんげは部屋の外で怒声を交わす愛する二人の行く末を案じていた。自分に二人の仲を取り持つ方法は無いか。 そんな事を思案しながら、時間だけが経過していく。 傍らには食べきられること無く水溶液と化したアイスクリームのカップに、木製の匙が泳いでいた。 気がついた時、既に外は真っ暗になっていた。 いつの間に眠っていたのか、眠りながら泣いていたのか、瞼が腫れぼったい。 そろり。襖を開けて居間を見渡す。見慣れたお兄さんの後姿に安堵するが、その背中はいつもより小さく見え、震えていた。そしてお姉さんの姿はどこにも無い。 「・・・おにーさん?」 心配の声を上げるうどんげに、座ったまま振り返ったお兄さんが手招きする。お兄さんの瞳も真っ赤に充血していた。 「おねーさん、は・・?」 アイスクリームを食べた時と同じようにうどんげを膝に座らせると、無言で頭を撫で始める。返事が無いお兄さんに、うどんげは再度お姉さんの所在を確かめようとしたが、 撫でる震える優しい手のひらとは別の、滴り落ちる何かが髪に降ってきたので言葉に出来なくなってしまった。 お姉さんは出て行ってしまったのだ。 物心ついてからの初めての離別。 原因のひとつは自分にもあるのだろう。 うどんげはそれが悲しくて、でも何ひとつ解決できなくて、声を出して泣いた。 その夜は久しぶりにベッドでお兄さんに抱かれながら眠った。 お姉さんがいない事に寂しさはあったが、赤ゆっくりの時のように温もりで包まれている事に幸せを感じていた。 -4- あれからしばらく経って、季節は夏を迎えていた。 お兄さんは時々お姉さんと思しき相手に電話を掛けていたが、会話をする内に怒鳴り声になったり猫なで声になったりしながらも、 必死でお姉さんを呼び戻そうとしているようだ。 しかしお兄さんの願い虚しく成果が上がらないのか、電話を切ると落ち込んだり、肩を震わせて怒りを露にしていた。 そして徐々にお兄さんは口数も少なくなり感情表現も薄くなっていった。 優しかったお兄さんの今の状況が心配ではあったが、うどんげはお姉さんの事をお兄さんに尋ねることなく、これまで通り家事に努めるようにした。 ある日のお兄さんの休日。特にどこかに行く訳でもなく、家の中で過ごしていると夕方近くになってから雷雨に見舞われた。 「・・・ちかくにおちなきゃいいね。」 座椅子のお兄さんの膝の上で座り、テレビを二人で眺めていたうどんげは、窓の外に時々走る閃光と衝撃音までの秒数を計っていた。 ぱちん 「あれ?でんきさんきえたよ?」 「・・・停電だな。」 薄暗くなった居間で、うどんげは初めて体験する電気の無い状況だったが、お兄さんに抱かれている安心感から、家事の心配事を振り返る。 (でんきがもどったら、すいはんきの すいっちをいれなおさなきゃ。あとは・・・!?) 遠くまたは近くで稲光と轟音。電灯の点かない部屋。そんな中、後ろのお兄さんの様子がおかしい事に気付く。 「・・おにーさん?ねぇ、おにーさん!?」 先ほどまで後ろから回した両手を、うどんげの腹部で結んでいたお兄さんだったが、気がつくと左手は紺色のジャケットの中で、 右手は白いプリーツのスカートの上から股間をまさぐっていた。 お兄さんの右手が目的を捉え、重点的に弄りはじめると同時に、ぞくり、と、うどんげはこれまで味わった事の無い不思議な感覚に襲われた。 「ちょっ、おにーさん!」 後ろから抱えられたまま、なんとか力を振り絞り、強い口調で突然豹変した飼い主を呼ぶが返事は無く、むしろ一層激しく両手を動かす。 「あぁっ、あっ・・・」 うどんげは落雷の音にかき消されてはいるものの、細くたなびく一筋の声を意図せずして口にし始めていた。 ぞわり、ぞくり、びくり。びくん、びくん、びくん。 後ろから熱くぬめる何かが、垂れる長髪を掻き分けて首筋を優しく上下に這う。左手が一点で円を描くようになぞり上げる。 右手の指先が一箇所を一往復するたびに、お兄さんの腕の中で体が小さく跳ねる。 うどんげは体温が上昇し、呼吸が速くなっている事にも気付かず、宙を泳ぐ瞳を真紅に染め上げ、緊張と弛緩を目まぐるしく繰り返しながら、 恍惚の果てにたどり着く境地を求めて、おぼつかない手つきで未体験の享楽の糸を必死で手繰り寄せた。 「・・・はっ、あぁっ、あぁぁぁぁ!!」 生まれて初めての衝撃に一際大きな声をあげると、うどんげは激しい悦楽の中に居た。 体に触れる温もりの全てが自分を愛していると囁き、自らもその情を余す所なく受け止めようと意識を集中させようと試みる。 意識があるのかないのか、はっきりしない半透明の空間を漂いながら、宙に浮かんだ快感に絡まる糸が途切れないように、うねる波間に身を任せる。 自身の膝の上で歯を食いしばり、腰を大きく反らせたまま繰り返しびくつくうどんげの姿を、お兄さんは無表情でただ見つめていた。 どのくらい時間が経過したのか、気がつくと、だらしなく弛緩しきった表情のまま体中から一斉に湧き出した発汗と、やや落ち着きを取り戻した呼吸、 そしていきなり無重力から追放された現実感で意識を引き戻された。 「・・・おにー・・さん?」 いつの間にか眠り姫を抱き上げる横向きにずれ込んでいたうどんげは、初めての悦楽の余韻が途切れる事の無いよう、疼くところに意識を集中しながら お兄さんの能面のような顔を、ひとり熱病にうかれた真紅の視線で見つめていた。 これまでであれば、お兄さんの無表情から感情を読み取る事は難しかっただろう。しかし、今この時に限ってはお兄さんの思考が、 まるで自分の意識と一体化したような不思議な感覚に捉われていた。 (おにーさんがしたいこと・・じぶんがしたいこと・・・ふたりいっしょ・・・) 気がつけばうどんげは、自分からお兄さんの首に白く細い両腕を巻きつけ、額をつけて口付けを求めていた。 自分でもなぜしたのかわからない行動。それでも、求めにお兄さんが応じたことで、意識の一体感を強めていった。 -5- 静寂。電灯は点いていないが、居間の機器類からこぼれる様々な色合いの小さなランプが、いつかテレビで見た宇宙空間を連想させた。 ベッドで目覚めたうどんげは、その至近距離の星雲と先の無重力体験をあわせて深く心に留めようと誓う。 まだ股間が痛む。下腹部に違和感と、ころころとしたお兄さんの放った残余感がある。 愛し合う異種間の性行為にお互い戸惑いながらも、時間を掛けて体を重ねた。上手くいってからは、何度も何度も繰り返した。 こころとからだが融解し、ふたりでひとつの輪郭を作り上げた。 はじめは飼い主だと思っていた、やがて父親だと思っていった、そして兄のようだと親近感を覚えるうちに、恋人の一線を越えた。 横で静かに寝息を立てる愛する人の横顔に、心を満たされる安心感に包まれて、うどんげは幸せだった。 「くすくすくす。」 「・・・?」 いつの間にか口から漏らした笑い声に、一瞬お兄さんが反応を見せた。 「あ、ごめんなさい、ごはんのよういするから、まだねててください。」 意識したわけではないのに、これまでお兄さんと交わした口調よりも優しい言葉遣いになっていた事に声を発してから気付く。 慌てて切り返したうどんげを、お兄さんが無言のまま巻き取るように絡みつく。 夕立後でやや涼しくはあったが、エアコンが点いていない為、お互い表皮がぬめりあう。 そしてまた本能の躍動が始まり、それは深夜まで続けられた。 それからの日々は、幸せだった。 異種間の垣根を越えて、人前でも恋人同士のように振舞うふたりを時折世間の視線が刺したが、愛し合うふたりには障害にはなりえなかった。 朝見送り、家事を済ませ、夜出迎え、肌を重ねる日々。 休日にはドライブに行き百貨店で買い物をし、遊園地に出かけ小洒落た店で食事をとった。 一時期様子のおかしかったお兄さんも、ふたりの関係が色濃いものになってからは、笑顔を絶やさぬ好青年になっていた。 だが、その一瞬の煌きは、あの日を境に終わりを告げた。 その日は給料前の休日ということもあり、お兄さんとふたりで家の中で裸で過ごしていた。 時折休んではどちらからともなく求め、どちらも断ることなく応じた。 お兄さんの上に跨って、ふたり同時に果てたその時、唐突に寝室の扉が開け放たれた。 「「・・・!」」 「・・・やっぱりそうだった・・信じられない・・・。」 姿を現したのは、お姉さんだった。重なり合うふたりの今の状況から、久しぶりの肉親に会う喜びに浸ることも許されず、うどんげは黙って毛布に包まった。 「お前・・どうして・・・」 「・・通帳やら置きっぱなしだったでしょ、取りに来たの!」 怒気をはらんだ口調、あの時のままだ。うどんげはお姉さんの前で見せてはいけない姿を見られた事と、変わらないお姉さんの冷たい視線に、悲しさを覚えた。 どかどかと家の中を駆け回り、目的の物を見出すとお姉さんは無言のまま出て行った。 その間、お兄さんはベッドで横になったままだったが、毛布の下でうどんげと握られた手のひらが、高揚とは違う熱っぽさを持ち始めていることにうどんげは気付かなかった。 お姉さんが去ったあと、静まり返った寝室に気まずい空気が流れる。 こんな場面を目撃されたからには、お兄さんとお姉さんが復縁する事は、もうないだろう。 とても悲しいけど、それはお兄さんも同じはずだ。 とりあえず衣服を整えたうどんげは、そんな思案に耽り、どうしていいかわからず居間に座り俯いていた。 その時、背後で気配がした。お兄さんが起き始めたのなら、着替えを渡さなければ。 急いで箪笥に向かい、下着類を取り出すと全裸で立つ恋人の下へ駆け寄る。 「・・・おにーさん・・?」 いつか見た顔、生気と感情を全て取り払った、もしくはそれらを全て混ぜ込めた能面のような顔。見上げる背筋がぞくとりと凍る。 「ああああああああああああああああああ!!!!!!」 同じ表情のまま、口だけ大きく開きお兄さんが叫ぶ。何が起こったのか理解できないうどんげは、身動きできずその豹変を間近で眺めていた。 どしん 「・・・うあっ!」 突然に股間に激しい鈍痛が走り、痛みからその場に崩れ落ちた。 今度は何が起こったか、何をされたか理解できた。お兄さんがうどんげの股間を力いっぱい蹴り上げ、足の甲が体で一番柔らかい部分を捉えた。 点滅する視界で、あまりの激痛から声を上げる事も出来ずにその場で蹲り体を強張らせた。 それでも見上げた視界に映ったものは、自分めがけて拳を振り上げる愛する人の姿だった。 後頭部、頬、額、腹部、大腿部、下腹部、背中、そしてそれらを庇う両腕。うどんげの体中に両の拳を振り下ろすお兄さん。 小さく蹲った白い肢体に容赦なく痛みが走り、声も出せない。 ふっふっふっふっふ・・ お兄さんの方はといえば、本能的なのか、無意識の教育の成果なのか、一分一秒でもこの行為を長く続ける為の呼吸をとっていた。 しばらく打撃が続いた後、唐突に暴力は終わりを告げた。 「・・・・・う、うぅ・・・。」 若く美しい胴付きのうどんげは、擦傷まみれで横たわり、歪に腫れ上がった顔を隠すことなく晒し、右目は大きく陥没していた。 意図せず小さく痙攣する。震えなのか別のものか分からないが、精神を繋ぎとめる為に無駄と分かっていても必死でそれを止めようと試みる。 見下ろす能面の視線の先には、はだけた上着から覗く青白い素肌と、白色の細かいプリーツが入ったミニスカートから伸びる真っ白な脚が眩く映った。 「・・うっ、・・うっ、あ・・うあ・・あ・・・」 朝から抱き合った。お姉さんの来訪。突然の暴力。そして今、傷だらけのうどんげは愛する人に犯されていた。 先ほどまでとは違い、決してこころとからだが交わらない絶望的な遊戯。 「うどんげ、ごめんな!ごめんな!ごめんな!!」 お兄さんは能面のまま謝罪を繰り返すが、その声に感情はなく、行為の最中機械的な発声を繰り返した。 「・・あっ・・あぁ・・・・う、あぁ・・・」 股間を熱棒で突き上げられ、殴打された箇所が軋む。手足が動かない。瞳から色が失われていくのが自分でも理解できる。まるで他人事の様な霞の視界。 痛みと声と視界が統一できない不思議な感覚を、少しはなれた所で意識がぼんやり眺めていた。 「・・・謝ってるだろ!!なんか言え!!」 どかり 皮肉にも、ばらばらになった感覚をひとつに戻してくれたのは能面の殴打だった。だがその自意識の合致は一瞬の痛覚の頂点で終わり、再び暗中に分散してしまう。 やがてうどんげは、飛び散った意識と感覚を繋ぎとめる事もなく、ただこの行為の終わりを欠片のひとつが願い続けるだけの人形と化した。 「うあっ、うあっ、うあっ」 「ごめんな!ごめんな!ごめんな!!」 殴打と謝罪を繰り返されるうち、腹腔で自分の体温とは違う塊が爆ぜ、からだの奥深くへ細い糸状に沁み込んで来るのを遠く意識の果てで捉えた。 もう何も感じない。感じられない。感じたくない。 行為が終わっても、混濁した意識の壁の向こうで能面の謝罪が続けられていた。 -6- 翌日、お兄さんはすまないすまないと謝罪を繰り返し、膝の上でレトルトのおかゆを時間を掛けて食べさせた後、遅刻気味に職場へ向かった。 拾われてきたあの日と似てる。でもお姉さんはもう帰ってこない。そんな事を思いながら、日が変わって再び優しくなったお兄さんに、少し怯えながらも甘えた。 うどんげは居間に敷かれた布団の上でなにも考える事無く天井の木目を眺めて過ごしていた。 お兄さんのこと、お姉さんのこと、自分の事。時々思い出したように思案してはまとまらず、また忘我に陥る。 トイレにいきたい。 軽い衝動に起き上がろうと試みるが、先ほどよりも体のあちこちが軋み悲鳴をあげ、鈍痛が走るばかりで思うようにいかない。 その時、居間から外界に続く縁側で気配がした。 「ゆっへっへ、いいおうちをみつけたのぜ!」 「さすがれいむのまりさだよっ!」 「「「さすがはとーさんなのぜっ!」」」 左目に穿たれた傷跡が痛々しいまりさ一家だった。 お兄さんが仕事に行く前に、閉めておくかと聞かれ開けたままで良いと伝えていた為、簡単に侵入を許してしまった。 「ゆ?こんなところに どうつきがいたよっ!」 「ゆっへっへ、まりささませんようの すっきりーどれいにしてやるのぜ!」 「「「とーさん、まりさたちもすっきりーしたうのぜ!」」」 「ゆっへっへ、おとーさんがすっきりしまくってから、おまえたちにもさせてやるのぜ!」 「・・・っ。」 これ以上の侵入を食い止めようと、よろめき起き上がろうと体を捻った所で頭を鋭い衝撃が走り抜けた。 ガラスを割るために親まりさが用意していた人間の拳大の石で殴打されたのだ。 暗闇に落ちていく寸前に、親まりさの下品な笑顔が映った。 うどんげは、いつか出会った光景のIFを、今まさに感じていた。 体で動かせるのは、比較的ダメージの少ない指先くらいであり、手足をまともに上げる事ができない。 時間を掛けて転がる事は可能かもしれないが、胴なしとはいえ成体5匹に囲まれていてはそれも無意味だ。 それに思い出したように石で殴打されては意識を失う。 臭い、汚い、気持ち悪い、下卑た表情。それら全てが自分と同じ眷属だという吐き気を覚える事実。 「ぬふぅ!こいつはぐあいがいいのぜぇ・・!?」 人間と行為に及んだうどんげは、本来胴なしと交わるには難しいくらいに下腹部が弛緩していたが、昨晩股間を蹴り上げられてから、 今朝になって大きく腫れ上がり、胴なしのそれより産道が小さくなっていた。 「・・うっ、っつ・・・。」 腫れた下腹部を親まりさの生殖器が出入りし、激痛の為に小さく声を上げた。 「ゆひゃひゃひゃひゃ!!どうつきのかいゆっくりのくせに まりささまのぺにぺにですっきりしてやがるのぜ!!ええのんかぜ?これがええのんかぜ!?」 身勝手に解釈し、下品な顔をさらに醜くゆがめて悦に入る親まりさ。胴付きと胴なしの関係から、うどんげの視界にその表情が入る事はなかったが どんな顔をしているかは容易に想像できた。 なにも出来ない無力感に苛まれながら、昨日の出来事と同じく、ただただ時間が過ぎ去るのを願ううどんげ。 傍らではもう成体といって差し支えないサイズに育った子まりさ3匹が部屋を物色し、親れいむは食卓の上で糞をひり出しながら朝残したおかゆを貪っていた。 「すすすす、すっきりーーー!!」 うどんげの中でお構いなしに果てる親まりさ。体内に放出された汁粉が徐々に奥へと侵入してくるが、掻き出す事も出来ないもどかしさに苦しむ。 人間の性器を差し込まれた経験から、子袋は上の方へと押し上げられているので妊娠の可能性は少ないだろうか?と考えてみるが正解か分からない。 「ゆっへっへ、つぎはまりささまなのぜ・・」 次から次へと股間だけを目当てに群がる胴なしゆっくり。その度嫌悪感と無力感に襲われた。 「ゆ、いいことおもいついたのぜ!」 親まりさが家族になにやら提案すると、子まりさの一匹が外へと駆けていった。 その後繰り返しうどんげの中で果てたまりさたちは、すっきりに満足したのか次々と破壊を繰り広げた。 うどんげのお気に入りの絵皿は落下時に欠けた程度で難を逃れたものの糞尿を盛られ お兄さんお姉さんと一緒に撮った写真立ては壊され破られ糞尿をかけられ 交換したばかりの畳の筋目には特に丁寧に糞尿を刷り込まれ お兄さんが大事にしていたノートパソコンは破壊され、糞尿で埋め立てられた。 うどんげが清潔を心がけていた家は、わずかの間に糞尿まみれと化した。 愚者どもが破壊行為に及んでいる間に、なんとか脱出を試みたうどんげだったが、それに気付いた親れいむがうどんげの上で執拗に跳ねた。 「しねっ!にげるくそどれいはしねっ!!」 「もっとすっきりさせてからしねっ!すっきりでしねっ!」 親まりさはビールの空き瓶で股間を執拗に突き、叩いた。 「ぐぇぇっ、ごっ、がっ!!」 米袋を何度も腹に落とされる感覚。腹に着地するたび激しい嘔吐感に襲われ、硬い物で下腹部を殴打される激痛に苦しみ、涙が溢れた。 「ぶぎゅ!かためのまりさ、よくぞ どうつきをたおしただわさ!」 その時、縁側から長と見られるぱちゅりー種と先ほど出て行った子まりさを筆頭に、夥しい数の汚い野良ゆっくりが侵入してきた。 「ゆっへっへ、あたりまえなのぜ!まりささまはつよいのぜ!」 「さすがは このまちかどのけんじゃのかたうでだわさ!ほめてつかわす! さぁ、ここがやくそくのち だわさ!みなのもの、ゆっくりしていってね!」 その後の事はもうあまりよく覚えていない。代わる代わるゆっくりに犯され、全ての穴を蹂躙され、暴力と辱めの限りを受け瀕死に陥っていたから。 それでも夕闇迫る頃、腫れ上がり閉じかけの瞼をなんとか開いて壁掛け時計に視線を流す。 あと1時間ほどでお兄さんが帰ってくる。そうすればこいつらはおしまいだ。その期待感だけが、うどんげの意識を繋いでいた。 「まちかどのけんじゃさま!おなかがへったよっ!おちびちゃんにたべものをちょうだいねっ!」 しんぐるまざーのれいむの提案に、皆が空腹を口にし始める。しかし、食べられるものは既に全て食べ尽くしていた為、もう何も残っていない。 その頃、仕事を定時で抜けたお兄さんは会社近くの駅前で買い物を済ませていた。 給料日前で苦しいが、食費と諸経費を除いたほぼ全ての有り金で、ブランド物の白いワンピースと、うどんげ種用の麦藁帽子に 籐編みの軽いが頑丈なトランクを購入していた。 昨日の事はもう一度謝ろう、お姉さんの事は忘れてこれからの生活を一緒に過ごそう、ふたりで生きていこう。 近くふたりで旅に行こう。昔から、恋人が出来たら行こうと決めていたあの場所へ。そう強く決心していた。 「・・や、やめっ・・て・・」 うどんげの手足に赤ゆ子ゆを中心としたゆっくりが群がり、貪りついていた。腹部には一際巨大なれいむが乗っかり、うどんげの顔めがけて尿を飛ばしてにやにやしている。 「うっめ!これめっちゃうっめ!!」 「むーちゃむーちゃちあわちぇ~」 「・・ぁ、ぁあぁ・・ううぅ・・」 昨晩お兄さんから受けた暴力と、これまでゆっくりから受けた暴力とでまともな抵抗は何も出来ず、生きながら食われる恐怖に直面していた。 「うわぁぁぁぁぁぁ!!」 これまでの鈍痛とは違う、直接的な痛み。しばらく遠く離れていた意識を現実に引き戻す無常な痛覚に、うどんげは出来る限りの声を出して叫んだ。 が、今の体では囲んだゆっくりの雑談で賑やかしいこの場から突き抜けるほどの大きさにはならず、暗がりの部屋に掻き消えた。 そして白く美しいと皆から称えられた手足は野良ゆっくりどもの胃袋に収まり、手足があった付け根の四つの傷口が痛々しい胴体と頭だけの無残な姿となってしまった。 かつて捨て子時代に宙に伸ばしたその手のひらは、もう誰も掴む事は出来ない。もうお兄さんと手を繋ぐ事も出来ない。お兄さんの顔の感触を確かめる事も出来ない。 ここに来て、暴力を振るわれてもなお、お兄さんを愛している事に気付く。しかしこの無様な姿になっては未だ正気を保つ自分を怨む事しかできない。 「ぶぎゅ!のこりはみんなのすっきりーようと、ひじょうじのしょくりょうのためにとっておくとするだわさ!」 「れいむはまだおなかがすいてるよ!ぜんぜんたりないよ!!」 「すっきりあなだけのこしておくのがとかいはじゃないかしら?」 「ちゅちゅちゅ、ちゅっきり~!」 「・・・・。」 生きる事を既に諦めていたうどんげは、自身に迫る末路を話あうゆっくりたちに早くしてくれと懇願したかった。しかし急く事も無いだろう、所詮は野良ゆっくり 欲求の早送りしかできない連中だ。 「ぶぎゅ!わかっただわさ!やくそくのちを てにいれたおいわいに、この どうたいだけうどんげを みなでくうだわさ!」 「さすが まちかどのけんじゃなのぜ!はなしがわかるのぜ!!」 長ぱちゅりーの話が終わる前に、今度はその場にいたゆっくり全員が群がる。空腹を満たす為に。 お兄さんに優しく撫でられた頭も、毎日梳いてもらった髪の毛も、情事の際に舌が這った首筋も、暇があれば弄られた胸も ふたりで究極の愛情を確かめ合った下腹部も、お兄さんの膝の感触を確かめた尻も次々に貪られていく。 「・・・あはは、あははは」 食べられていく、もう痛みは感じなくなった。この世に生きた証になにか残していきたいが、跡形なく食われるだろう。でもお兄さんが撮ってくれた写真があるか。 そう思うと、楽しかった日々を思い出して笑いながら泣いた。 がちゃん 「・・・・!」 玄関の開く音、そして家中散らかった惨状に気付き、足音が近付くにつれ照明も点けられていく。 「にげるだわさ!!このあしおとは くそにんげんだわさ!!!」 都会の野良生活で生きる術を身に着けていたゆっくりたちは、経験豊富なこの長ぱちゅりーを信頼していた。号令一下、一斉に侵入してきた縁側から逃げ出す。 そして最後の巨大なれいむが縁側に一瞬で糞をひり出すと、もみあげで尻を数回叩いてにやりと笑い出て行った。 居間に電気が点けられた。 お兄さんは愕然として買って来たプレゼントの包みをその場に落とし、胴体の大半と、片目がなくなり左頬を除き顔のあちこちを食われ、 頭髪もほぼ全てなくした、かつてうどんげと呼び愛した胴付きだった残骸に、声も出せず震えながら近寄る。 「みないで!ころして!ころしてぇぇぇぇ!!うどんげをころしてぇぇぇぇ!!」 剥き出しの光る白い歯をぱくつかせ、かすれる小さな声で懇願するうどんげを、お兄さんがそっと抱きしめた。 その日を境に、お兄さんと胴付きうどんげの行方を知るものはいなくなった。 しばらくしてお兄さんの家族のもとに、失踪当日に購入していた、住所氏名電話番号が裏地に記入された、どんげ種用の麦藁帽子が、 お兄さんの家から随分離れた観光地の峠で発見されたと警察から連絡があった。 だが、それ以降全ての足取りは途絶え、やがて捜索も打ち切られ、今ではもう誰も二人の行方を気にしていない。 おしまい ※※※おわりに※※※ 誤字脱字があると思いますが、ごめんなさい。 書きたいことを書き連ねただけなんで、話に筋道が出来てませんでしたね、ごめんなさい。 次作は起承転結まとめます。。 最後までお付き合い下さったとっしーに感謝です。
https://w.atwiki.jp/55syota/pages/334.html
329 名無しさん@ピンキー 2010/10/09(土) 22 40 26 ID 8gFdgPSE お兄さんとショタの熱いセックルバトル! イクかイカされるか、お兄さんのテクニックと若さに任せたショタのリビドーのぶつかり合い! 戦い終えて芽生える友情、はたまた愛情? そして忍び寄る新たなるライバルの影・・・ こんな感じのヤツ? 330 名無しさん@ピンキー 2010/10/10(日) 01 47 43 ID LojRNzBp 329を具体的に想像してみた 「俺のターン!<脱衣命令熱視線>!!」 (うぅ、抵抗しないと、お兄さんの熱いまなざしに負けて脱いじゃうっ!) 「ぼくのターン!<困った顔で上目遣い>及び<許してお願いのポーズ>で防御力UP!!」 「ふっ、やるな。しかしそれはこちらの『劣情レベル』と『嗜虐心ポイント』の双方を上げてしまう諸刃の剣!」 「ああっ?! それはまさか、伝説の超レアアイテム<ビッグ・コック>!!」 「さらにレアアイテム<バイア・グラ>と合わせることによりレベルアップ! 膨張率・持続力・強度がマキシマムになる!!」 (こ、こんなので攻撃されれば一発でOUTだっ・・・) 「ぼ、ぼくのターン! <素肌にワイシャツ>プラス<ウブな愛撫>発動! これによりさらなる興奮を呼び、<ビッグ・コック>の暴発を誘う!!」 「なんだとおっ?! 圧倒的な不利にありながら視覚と触覚の双方に働きかけ一発逆転を狙うとは!! さすが天才ショタの異名を持つだけある」 「いける・・・! <濡れたまなざし>と<桃色素肌>、それに<熱い吐息>をセット! このトリプルトラップからは逃げられない!」 「常人ならここで暴発、ゲームエンドだったろう。だがお兄さんチャンピオンを侮ってもらっては困る。特殊スペル<素数を数える>っっ!!!」 「なんだ?! あんなにいきり立っていた<ビッグ・コック>が鎮まっていく?!」 「お前は小細工を弄しすぎた。<ビッグ・コック>の効果発動<シンクロ・エレクト>!!」 「な、なんてこと・・・・・ぼくの、ぼくの<フェアリー・コック>がぁ・・・・っ!」 「俺を興奮させようと図るあまり、自分も興奮していたことに気づかなかったのがお前の敗因だ。さあ、最後の切り札<キューティ・アナル>を出すがいい!」 「くっ!! あれはライフの消耗が激しすぎる・・・! でも、負けるわけには!!」 闘いはクライマックスに達し、搾り取ろうとするショタとイかせようとするお兄さんの最後の攻撃が交差する。 それを見守る一つの影があった。 「ふふふ・・・このオヤジキングの高みまで上がってくるがよい、二人とも。そのときこそ究極の<アーーーッ!>を授けよう」 「イクぞっっっ!!」 「ふあああああああああっ!!」 崩れ落ちる二つのシルエット。やがてよろよろと立ち上がったのは・・・・
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40305.html
登録日:2018/09/01 (土) 18 22 59 更新日:2023/06/28 Wed 10 52 38 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 あるあるネタ ギャグマンガ日和 ニューヨーク ニート ネガティブ 三重県 伊勢神宮 岐阜県 旅お兄さん 旅行 日和三大ニート 江ノ島 神奈川県 豆腐メンタル 郡上八幡 『旅お兄さん』とはギャグマンガ日和に登場するキャラクターおよび彼を主役としたシリーズ物の1つ。 【概要】 28歳の無職の青年が様々な観光スポットをレポートする日本国内旅行の記録。 ……の筈だったのだが、途中でトラブルに見舞われネガティブ思考が徐々に肥大化した末、キレて旅行を中止するというショートストーリーである。 【旅行先一覧】 ◇伊勢神宮 記念すべき第一回。新幹線で名古屋まで来た所から始まり、近鉄特急で伊勢市駅で降りた所でお腹が痛くなってトイレに行く。 伊勢神宮へ行く直前で腹痛に見舞われるというアクシデントが起こるのだが、「神様に嫌われているのではないかと」思い込んでしまう。 というのも以前明治神宮に来た時に入り口でまつ毛が目に入って痛い思いをした為、神宮の神の嫌がらせと感じてしまったのである。 そこから 28歳で定職に就けず、無職のまま。 信号ですぐに赤に引っかかる。 今まで彼女が出来たことがない。 と今までの不幸まで神様のせいにし始める。 彼女も出来ず些細な怪我や歯槽膿漏で治療費が飛ぶ、こうして口臭で更に彼女が出来なくなるというネガティブ思考の連鎖が続く。 最終的にキレて旅行を中止する。 旅お兄さんの不幸を神様のせいにするという滑稽さもそうだが、 些細なトラブルでネガティブ思考が肥大化し、楽しいはずの旅行が一気に楽しくなくなるというあるあるネタが描写される ◇江ノ島 湘南の江ノ島を訪れた旅お兄さん。 展望灯台を訪れる予定だが、途中でエスカーというエスカレーターに関してトラブル発生してしまう。 エスカーが有料だと知らずに運賃を払ってしまい灯台の入場料が無くなってしまう。 ところがエスカーに乗ってる最中に階段に変更しようと思い係の人にエスカー代の返金を要求してきた。 当然の事ながらエスカーに乗ったので不可能であるのだが……、 「だから! そしたら灯台に登るお金が無いって言ってんのに……わかんない人だな!」 次に一回階段で1番下のエスカー乗り場まで下りて返金するように要求する。 当然ながらそんな無意味な事をしても返金は認めてもらえないのだが……、 「だから! 下に下りたら乗ってないのと同じことだろ!」 支離滅裂な言い争いの末に、係の人から灯台は逃げませんから次の機会にまた起こし下さいと言われる。 「逃げるわ! また来たらその分電車賃がサイフから逃げるわ!」 今回はニート故の異常な金銭感覚が垣間見えるエピソードであった。 そもそもそうなる前に料金システム等を事前に調べておけば、このような事態にならなかったのでは? ◇郡上八幡 岐阜県郡上八幡を訪れた旅お兄さん。日本三大盆踊りの一つ郡上踊りの徹夜踊りのイベントを見に来たという。 これまであんなに嫌な思いをしてきたというのによく懲りないものである しかし作中ではホテルをチェックアウトして今から帰る所だと言う。しかも昨日はひどい豪雨でイベントは中止になってしまった模様。 それでも旅お兄さんは大雨の中を歩き回り踊る人を探していたが……。 「踊っていないんだ! 誰一人!」 ヘトヘトで宿に戻り、そこの主人に豪雨でイベントは中止となったと笑いながら聞かされる。 「笑うな! 何一つ面白くないのに!」 次の日は快晴であり、通常通り郡上踊りが開催される予定だが、宿泊費も無く帰る電車の時間の都合で旅行は終了となってしまう。 「終われるか! 何で昨日来た僕が踊り見れなくて今日来た人は見れるんだよ! ザケんな!」 「雨でもおどればいいだけだろうが!」 悪天候の影響で楽しみにしていたイベントが中止になり、費用や時間の都合で振替えが出来ないという旅行あるあるを皮肉ったエピソードである。 ◇ニューヨーク シリーズ初の国外旅行。パスポートの申請の為にパスポートセンターを訪れる所からスタート。 しかし総合的な費用が10万2千円しか用意しておらずパスポートの申請の時点で予算オーバー(*1)してしまい「これだったら国内旅行に回した方が良い」と考え計画倒れとなってしまう。 そもそも定職にも就いてもないのに豪華な海外旅行をしようという考え自体甘過ぎる そこからスーパーマーケットでのアルバイトの経験談が始まる。 スーパーの店長が「動きが遅い、声が小さい、覚えが悪い、愛想が悪い」等の小言が多いが、当の本人は商品の陳列に専念しているのに対し、 「自分でやれ!」 レジ打ちで2万円程のミスを出した時に「2万円の利益を出すのにどれだけ物を売らないといけないのか……」と説教されたが、 5時間立ちっぱなしでレジ打ちして疲れているのに当の店長は商品の陳列でしゃがむ機会が多いことに対し、 「オレは旅に比重を置いてんだ! レジ打ちが下手でもしょうがないだろ!」 バイト先は時給が安く、店長はクソ野朗で、同業者はおばさんばかりで、同い年ぐらいの女子が居ないという理由で10万稼いだ時点で辞めてしまう。 そこから彼女が出来ない事に苛立ちながら、帽子の天ボタンを引き千切る。 旅お兄さんの労働意欲のなさが改めてわかるエピソードとなった。 ブラック企業で働く社畜の怒りの伝わるエピソード……とも紹介したいところだが、お兄さんのレベルが低すぎるので判断は難しい。 最後は車に轢かれて跳ね飛ばされるシーンで終了。 皮肉にもこのエピソードが無印最後の登場であった。 ◇江ノ島(二回目) GBに入って再び江の島を訪れた旅お兄さん。 入口にある鳥居を通過した矢先に通例のトラブルが発生する。 お兄さんが週三日のアルバイトで購入した安物故にバッテリー持ちが悪いからなのか、それとも予備バッテリーを用意できなかったのかデジカメの充電が切れてしまった。 この先良い物を見ても写真撮影が出来ずカメラが使えない事を悔やみ、 その度に心のカメラに収めればいいと自分に言い聞かせるが・・・ 「心にカメラなんか無いわ!」 また今日は気温が暑くなる事を想定して薄着で来たのだが、日陰に入ると涼しくなり夕方には更に冷え込むそうで・・・ 「カゼひくわ!」 脱ぎ着しやすい上着を用意しておけばよいのでは 結局いつも通り今回のトラブルも神様の仕業だと思い込み、キレて旅行を中止してしまう。 今回は旅行の持ち物の準備不足が目立つ回であった。 追記・修正は旅行のプランをしっかり立てられる人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 10万2千円でパスポート1万1千円なら問題無くね? -- 名無しさん (2018-09-01 18 29 54) ↑飛行機代や宿泊費、その他諸々含めると10万円2千円では足りない。せいぜい20万〜30万円くらい無いと。 -- 名無しさん (2018-09-02 07 29 58) ↑でもパスポート申請時点では予算はオーバーしてないよね? -- 名無しさん (2018-09-02 17 30 42) なんかもう冒頭部分があるあるすぎるw -- 名無しさん (2018-09-03 15 08 59) 何で冒頭部分削除されたの? -- 名無しさん (2019-11-22 19 17 24) 4↑補足すると飛行機はビジネスクラスを予定してたようで、それを踏まえると費用が半分以上削がれてしまう。 -- 名無しさん (2020-05-13 12 55 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/legendworld/pages/335.html
HENTAIは、変態のこと。 危ない人、エッチな人などのこと。 レジェンドワールドの一部の人は、変態らしい。 POINTは、〔体の部分]の突き出た先端のこと。 つまり、その 男の人の…/// HPと略されることがある。 「俺のHP晒すからリンクしてくれっ」 →俺のHENTAI POINT晒すからリンクしてくれっ →俺の【禁則事項】見せてあげるからつながろうぜ! HENTAI POINTは、俺の息子
https://w.atwiki.jp/vivids174uc/pages/302.html
新生お兄さん 元・転生おじさん。 おじさんが転生した後の姿。 Ryuchon がその正体気付いて、初めて転生おじさん=新生お兄さんという認識がなかったことに本人が気付いた。 お兄さんと呼ばれたいが定着する事なく、おじさん・おいちゃん・じぃじ等好きなように呼ばれている。 最近燃やされるのが快感になりつつあるようだ←本人からのコメント:割りと元からだぜ!ただし、カワイコちゃんと好きな子に限り、だがな(`・ω・´)
https://w.atwiki.jp/ssmatome/pages/24.html
270 :Hentai 01:2012/02/22(水) 02 12 31.59 ID rhZLWjOd0 ユン・リナのコネクトレイヤー着用時排泄方法について 鋼鉄虫との戦いで強い衝撃を受けた際、あまりの衝撃に失禁してしまうのを防ぐため、 ユン・リナのスーツは特別仕様の完全密着型になっており身体全ての穴を塞ぐ設計となっている。 通常このスーツを着用した状態で排泄を行うことは不可能であるが緊急対策として排泄モードが用意されている。 なお、生死の関わる戦場であるため必ず二人一組の場合でのみ動作可能となっている。
https://w.atwiki.jp/joban_415/pages/278.html
ばいこくおにいさん【売国お兄さん】[名詞] 国のイメージを汚す行為をしまくるクソアニキどもの俗称。 主に、プロ野球参入表明やラジオ局乗っ取り、衆院選出馬で名前を売った影で経理操作などの不正が発覚し、東京地検に逮捕されたどっかの有名IT企業前社長や、なんの芸もないのに芸能界にしがみついて醜態をさらしている元カリスマホストなど、数を上げるとキリがない。 いいトシしたお兄さんではあっても、「お兄さん」と言う普遍的な呼び方で呼ぶのも嫌である。 (同義語:汚兄散)
https://w.atwiki.jp/ssmatome/pages/26.html
272 :Hentai 03:2012/02/22(水) 02 16 08.18 ID rhZLWjOd0 モード2 他のハウンドが設置したOMARU-Xにまたがることにより排泄モード2に移行する。 モード2に移行すると戦闘中に迅速に処理を終えることができるように まずスーツに繋がっているチューブから浣腸液が腸内へ注入される。 しかし現在設計上の問題によりチューブ内に気泡が発生、空気が混じって腸内へ注入される不具合が確認されている。 そのため排泄時に大きな排泄音がしてしまうが、改善は非常に困難であり気泡混入対策のめどはたっていない。 なお、無防備な状態を戦場で晒すことになり、また同時に排泄音と臭いに鋼鉄虫が反応して襲って来るため OMARU-Xの設置者は必ず排泄が終わるまでユン・リナの隣で待機し鋼鉄虫の襲撃に備えていなければならない。 (音を聞かれてとても恥ずかしい)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/50703.html
登録日:2022/3/20 (日曜日) 16 12 00 更新日:2024/04/20 Sat 16 03 11 所要時間:約 50 分で読めます ▽タグ一覧 MH2 MH3G MH4 MH4G MHF MHG MHP MHP2 MHP2G MHP3 MHR S MHW I MHX MHXX オトモン ゲイル シルバーソル ダスク フォンロンの古塔 モンスターハンター モンハン リオレウス リオレウス希少種 伝説 刧炎 劫火 劫炎状態 天を舞う白銀 希少種 所要時間30分以上の項目 毒属性 火属性 特異個体 獄龍炎 白日の王 白銀の太陽 白銀の火輪 色違い 銀の逆光 銀レウス 銀火竜 銀翼の覇者 銀陽 飛竜種 _________ ▽▽▽▽▽▽▽▽ 白銀の太陽 △△△△△△△△  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (*1) 『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。 ◆もくじ ◆概要 ◆登場作品【MHP2G以前】 【MHF】 【MHP3】 【MH3G】 【MH4/MH4G】 【MHX/MHXX】 【MHW I】 【MHR S】 【MHST/MHST2】 ◆攻撃手段【MHP2G以前(攻撃)】 【MHF(攻撃)】 【MHP3〜MHXX(攻撃)】 【MHW I(攻撃)】 【MHR S(攻撃)】 ◆破壊可能部位 ◆弱点属性・部位 ◆武器 ◆防具 ◆余談 ◆概要 (*2) 種族:飛竜種 分類:竜盤目 竜脚亜目 甲殻竜下目 飛竜上科 リオス科 別名:銀火竜 危険度:☆8(MHP3)、☆5(MH3G、MH4)、☆6(MHX/MHXX)、☆9(MHR S) 静かに艶めく白銀の甲殻に身を包んだリオレウスの希少種。 その神々しさすら感じる姿から白く燃え盛る太陽にも例えられ、『白銀の太陽』『白日の王』などの異名をもつ。 中には「天より与えられし色だ」と信じ、信仰対象として神格化するものまでいるという。 発見例は極僅かであり、伝説上の存在とすら言われる。 その超自然的な体色は、飛竜の祖から受け継がれてきた遺伝子が突然変異の果てに発現したものではないかという説が挙げられているが、正確な由来は不明。 発見例自体が非常に稀ではあるが、通常種や亜種が温暖な気候の地域(森と丘など)に生息しているのに対し、一番多い発見場所がフォンロンの古塔の頂上か秘境であるため、ここが生息地なのではないかとされている。 同じく希少種の金火竜リオレイア希少種と行動を共にしている場面が確認されているため、対となる相手であるとする声もあるが、こちらについても詳細は不明。 通常種とは色だけでは無く、体質からして全く異なっているらしく、通常種にとって弱点であるはずの部位がかなり頑強であったり、有効であるはずの属性も効果が無い。 実際、外殻の成分はむしろ貴金属に近いらしく、龍属性を全く通さない一方で雷属性や水属性に脆いのは、こういった性質によるものと考えられている。 体内には本種にしか見られない「煌液」と呼ばれる未知の体液が流れており、暗闇でも光り輝き、地に落ちて尚、何日も沸騰し続けるという。 「希少種」と分類されるモンスターの中でも、リオレイア希少種と並び特に謎が多く、ほとんどのことが分かっていない存在。 世界的に有名な存在として知られる通常種とは対照的である。 最近になって確認された希少種モンスターですら、目撃例が少ないながらもある程度の生態が判明しているが、本種は片鱗すら掴めていない。 戦闘能力や危険度についても明確な情報が無いが、「空の王者」たらしめる飛行能力や、火炎ブレスの威力、果ては陸上での機動力においても通常種や亜種を遥かに凌駕するとされ、 時にその実力は古龍種にも匹敵すると謳われる。(*3) 人の住むところに現れることは滅多にないが、もし地上に降りてくることがあれば、全ギルドを巻き込む大混乱を招くと語られる。 更に近年では、『劫炎状態』と呼ばれる強化形態をもつ事が明らかとなった。 この状態になると扱う炎が全て蒼白く輝く業火と化し、尋常ならざる燃焼性と爆発力で、ありとあらゆる物を焼き尽くすという。 また劫炎状態の発現については、住処とする土地の特殊な環境や食性が、本種のもつ「火炎袋」に何らかの作用を齎したためと考えられている。 この状態になると肉質も非常に硬くなるが、これは外気に触れただけで発火する粉塵が更に強化される状態となるため、それに耐えるべく硬化しているとする説が有力である。 ◆登場作品 ハンターからの通称は『シルバーソル』、または『銀レウス』。 シリーズ通して出現に特別な条件が設けられており、そうでなくともラスボスのクエストをクリア後にようやく現れるような、所謂『裏ボス』的なポジションとして扱われている。 作品によっては配信限定での登場となっているものすらある。 戦闘能力も通常種はおろか亜種すら凌駕しており、狩猟クエストは毎回その作品における最高難易度に設定されている。 また、シリーズ恒例となっているリオ夫婦の同時狩猟クエストだが、このリオス希少種も例外ではない。 シリーズによって程度は異なるが、毎回かなりの難易度をもつクエストとしてハンターを苦しめている。 【MHP2G以前】 初登場はMHG。 PS2版MHGやMHPでは、クエストに向かうと稀に対象モンスターの色違いのモンスターが現れるというシステムがあり、現在で「亜種」と呼ばれているモンスターはこの稀に現れるレア個体のことを指していた。(*4) そのため、この頃は「亜種」と呼ばれておらず、攻略本などの公式書籍にも「色名+モンスター名」で表記されていた。 (例:「リオレウス亜種」→「蒼リオレウス」) 「亜種」「希少種」というワードが使われ始めたのはMH2以降である。 そんな中で、ひときわ異彩を放っていたのがこの銀リオレウスと 金リオレイア。 2パターンも色違いがいるのはリオレイアと本種だけで、「希少種」という呼称もなかった当時としては、その登場条件も相まってかなり特別感のある存在だった。 MHG、MHPでは、 なんと登場条件がキリンを除く大型モンスターの最大金冠サイズを狩猟、なおかつリオレウスおよび蒼リオレウス(*5)が登場するクエストをクリアすることと猛烈に難易度が高く、正しく隠し要素といった扱い。 MHPでは、 確定で登場するクエストがあるものの、最終盤、それも最後の村クエストとして金リオレイアとの同時狩猟というこれはこれで面倒な形となっている。 まぁ上述の条件よりは幾分マシかもしれないが… 続くMH2では、 オンラインモードの配信限定という形で登場し、なおかつ「秘境セット」なるアイテムを持っていないとクエストに参加すらできないという仕様になっていた。 この秘境セットの入手方法も大概難しいうえに複雑極まりなく、動画サイトも満足に発展していなかった当時では冗談抜きで幻扱いされるレベルだった。 狩らせる気があるのか MHP2/MHP2Gでは、 流石にやりすぎと思ったのか、飛竜種、魚竜種、およびランポス系統を除く鳥竜種を合計100体狩猟すると登場するようになった。 それぞれを100体とかではなく「合計で」なので、普通に武器や防具の生産もしくは称号解放(20頭称号5種分)のためあとレア素材マラソンのために連戦しながら進めて行けば、意図しなくても出現している場合もある。 さてそんなリオレウス希少種だが、通常種と比べると、俊敏性が高く、空中からの行動が多い。 また技の一部に空へ舞い上がるような派生が追加されている。 …要するに戦闘能力としてはリオレウス亜種と変わらない。 正直リオレウスに慣れた人にとってはぶっちゃけあんまり強くも無い存在だった。 ただし肉質や属性耐性がまるで異なっている。 肉質は通常種たちの弱点である頭がガチガチに硬く、そのかわり微妙だった翼が頭並みに柔らかい。 属性耐性は有効だったはずの龍属性は一切効かず、代わりに効き目が薄かった水と雷に弱い。 この情報を知っていないと割と時間がかかってしまうかもしれない。まぁそれでも大したことないんだけど この特性は以降の作品にも受け継がれて行くことになる。 ちなみに、銀火竜と称されるだけあって、銀色の甲殻に身を包んでいるのだが、いざ対峙してみるとどうにもくすんだ灰色にしか見えない。 リオレイア希少種の方も煌びやかな黄金色…というよりはいやに主張が激しい黄色と言った感じで、正直あまり美しさは感じられない見た目である。 ペンキで表面を塗ったかのようなちゃっちい見た目だが、当時は光反射を反映したテクスチャが無かったのかもしれない。 「塔の頂か、秘境を根城とする」とされているが、『古塔』がなかった初期作品では普通に『森と丘』に登場する。 【MHF】 基本はMH2と同様。 ただしさすがに秘境セット関連の条件はなくなり、普通にクエストを受注できるようになっている。 剛種適正試験をはじめとする凄腕クエストでは、後年実装されることとなる特異個体とはまた別の特異個体が登場。 目が青色に変色しているほか、体色がやや黒ずんで銀色と言うよりも鉛色と化しているなどの変化がある。 モーションに関しては通常種の特異個体とあまり変わらないが、ステータスや肉質は元の希少種から変化しており、 水属性が全く通らなくなり、雷属性の通りも悪くなった代わりに氷属性と龍属性が効くようになっている。 GGアップデートでは正式なシステムとしての特異個体、およびG級個体が実装された。 こちらの特異個体は目が赤く、体色もやや赤みがかった明るい銀色になっている。 更にモーション面でも大幅な改変が加わっている。 【MHP3】 MH3は、「新たなモンスターハンターの原点」をコンセプトに作られた作品であり、MHP2Gまでの要素は大幅変更。登場してきたモンスターたちも、ごく一部を除いてばっさりカットされた。 いっぱい出てきた「亜種」も一括オミットとなり、希少種たる本種も、当作品では欠席となった。 …しかし、再会の時は意外と早くに訪れる。 MHP3にて、なんとリオレイア希少種とともに、亜種を差し置いての再登場を果たした。 今作は特に亜種モンスターを出さない縛りとかは無かったのにも関わらず、希少種がまさかの抜擢である。 グラフィックも過去作は白銀というには地味すぎる雰囲気を醸していたが、テクスチャに光沢が加えられ、光の反射を再現するようになったため、正しく『白銀の太陽』に相応しい艶麗な見た目となった。 MHP3の登場条件はドス系の中型モンスター、超大型モンスターを除いた大型モンスターを合計100体狩猟すること。 MHP2の頃とほぼ同じであり、登場初期に比べれば全然楽な条件である。 さて、MH3以降といえば、モンスターたちの挙動が大幅刷新されたシリーズ。 モンハンの看板リオレウスも以前とはかけ離れた姿に大変身を遂げているが、希少種も当然それに準拠。 従来とは比較にならないレベルの超強敵に姿を変えた。 まず飛行頻度。 MH3からのリオレウスは「滞空状態」という低空をホバリングしながらの戦闘スタイルに形を変え、位置が下がった代わりに、以前よりかなり積極的に空を飛ぼうとするのだが、希少種はそれに輪をかけて頻度が高い。 従って、MH3以降からリオレウス最凶の必殺技として知られることになるバックジャンプブレスの頻度がかなり高い。 以前のように突進の後に突如空へ舞い上がる行動もより洗練された滑らかなモーションで繰り出してくるため、慣れないうちは正面に立つのはかなり危険。 飛行能力についてももちろん強化されており、 希少種の拘束攻撃は通常種のような飛びかかるものに加え、いきなり大きく飛び退き、低空を滑るように襲いかかってくるものが追加されている。 単発で繰り出してくることもあるが、毒爪蹴りなどの行動から派生して繰り出してくることもある。直前の動作に惑わされて不意を突かれないように。 更に、希少種固有の技も与えられており、通称「チャージブレス」という強力な火炎ブレスを放ってくる。 チャージブレスは公式には「高出力火炎ブレス」という名称であり、地面に着弾すると爆発が周囲に拡散して広範囲を吹き飛ばすという性質をもつ。 実はこのチャージブレス、リオレイアは通常種の時点で繰り出してくる代物で、もっと早い段階から見ることができる技なのだが、希少種はよりによってこれを空中からぶちかましてくるため危険度は段違いである。 上から発射してくる都合上、爆発をカバーする範囲がとてつもなく広い。攻撃力は当然、高難度も納得の高威力であり、ちょっと毛が生えた程度の火耐性では一瞬で蒸発する。 しかもこんな必殺級の技を希少種は平然と結構な頻度でボンボン放ってくるため、かなりの恐怖。 過去作からは考えられないほど強大な存在となったリオレウス希少種。 怒り状態になると顕著だが、通常種よりも全体的にスピーディに行動するため、いざ空を飛ばれると息をつく間もない。 機動力も火力もひたすら高く、いざペースを握られるとほぼ一方的にやられてしまう程凶悪であるが、あまりの攻撃精度の高さゆえに適当に閃光玉を投げただけで勝手に墜落してしまうという一面も。 体力も相変わらず低めな方なので、行動パターンを覚えて隙を突いていけば勝機はある。 ちなみに今作では『塔』が無いため、『渓流』に姿を現す。 【MH3G】 MHP3では登場しなかったG級個体が登場。 欠席していた亜種も復活している。 亜種はMHP3の希少種モーションをほぼ網羅しており、更に滑空から切り返して突如毒爪蹴りに移行する派生や、空中から爆炎を纏った噛みつきを繰り出す攻撃等が追加されている。 より空中行動が苛烈になった亜種だが、今作の希少種も亜種と同じモーションを取るようになっている。 希少種の亜種との違いは、空中からチャージブレスを放つということと、空中だけでなく地上からも爆炎噛みつきを繰り出す、という点だけになった。 メインシリーズでは唯一の存在だったリオスの希少種だが、MH3Gではナルガクルガとラギアクルスの希少種が登場。 リオス希少種もそれなりにインパクトのある登場をしているが、後輩達がそれぞれ強烈な個性をアピールしている中、こちらは古参として周知の存在ということもあり、ちょっと印象が埋もれてしまった感も否めない。 今作では、MHP2Gの『塔』にあった決戦場フィールドがリニューアルされて復活した「塔の秘境」のみに姿を現すようになり、代わりに『渓流』には登場しなくなった。 【MH4/MH4G】 当然のように登場。 相変わらず条件付きだが、MHP3と同様、大型モンスターを合計100体狩猟すれば単体クエストが出現する。 ハンターランクに左右されないため割と早くに戦える。 今作から登場した「ジャンプ攻撃」システムへの対抗からか、滞空頻度は通常種ですら高くなっており、希少種たる本種に至っては更に高くなっている。 戦闘スタイルには特に大きく変わったことはないが、 通常種と亜種に追加された技を使用してくる、 必殺技のチャージブレスの範囲が広くなり、翼を大きく広げ横への逃げ道を塞ぐようになった、 など、細かい点が挙げられる。 MH4GではG級個体が登場。 G級個体と戦うには特に条件はいらない。 …のだが、なんとここにきて、配信限定のイベントクエストでのみ出現という扱いになっている。 しかも該当のクエストはMH4G発売から約3ヶ月後(*6)に配信とやけに待たせた登場となった。 戦闘スタイルはやはり亜種と概ね変わらず。 ただし、亜種が毒爪蹴りの後に即座に火球ブレスを放つ代わりに、希少種はチャージブレスを放ってくる。 一見すると凶悪な攻撃に見えるが、蹴りを繰り出した後に一気に距離を離してからブレスを放つ亜種と違い、こちらはその場で放つため、慣れればむしろ攻撃チャンスに繋がる。 もともと空中行動の派生が多く、執拗に連続攻撃を仕掛けてくるのが特徴だったが、MH4系列に入ってから更に空中戦に傾倒するようになっており、相変わらず厄介な存在である。 ただ、火力は高いが体力が低いのは勿論、過去作よりも確定行動が多くなっている。限られた攻撃チャンスを逃さず、しっかりダメージを稼いでいきたい。 今作以降は乗りシステムも追加されているため、最大限に活用していこう。 MH4からはティガレックスにも希少種が登場。 こちらも古参の存在の希少種、ということもあり中々のインパクトをもって登場しており、ここでもリオス希少種はやはり霞がち。 ただ、上述した通りG級個体は発売からかなり時間が経ってからの配信、しかも今作は火を弱点とした強敵が登場した中で、火属性武器は揃って微妙なものが多かったため、リオレウス希少種はまさに待望の存在と化していた。 なんか違う形でインパクトを残してる気がするが またMH4シリーズと言えば、狂竜ウイルスに侵されたモンスターたちが襲いかかってくるのが目玉だが、ティガレックスを含めた希少種モンスターにウイルスを発症した個体は登場しない。 単に個体数が少ないから確認されていないのか、生息域が限られているため感染しにくいのか、はたまた希少種は何らかの耐性を持っているのか… 謎は多い。 全くの余談だが、MH4Gでは旅団上位★10のリオレウス希少種が対象の竜人問屋クエストをクリアすると、何故かG級ボルボロス亜種の素材が取引できるようになる。 ボルボロス亜種には悪いが、一応設定的には伝説とまでされるリオレウス希少種を退けてまで取引する価値があるのか…? ちなみに上位ボルボロス亜種の素材はあのティガレックス亜種の素材との交換で入手できる。 あの時代のボルボロス亜種の存在は一体どう認識されているんだ… 謎は多い 【MHX/MHXX】 MHX系列にも登場した。 また亜種を差し置いて。 しかも本系列では「亜種モンスターは一切出さない」と事前に知らされていたにもかかわらず、しれっと登場してきた。 よってリオス希少種は今作唯一の別種モンスターとなる。シリーズの顔というだけあって、中々の優遇である。 MHP3の時といい、亜種よりも登場作品が多いため「もしかしてあっちの方が希少種なのでは?」と突っ込まれたり。 そしてまたしてもハブられた亜種の影が更に薄いことに 登場条件は大型モンスターを200頭以上狩猟すること。 以前より増えたが20頭称号にして10種分なので、まともにプレイしていればまぁ意識せずとも勝手にクエストが出現していることだろう。 「エリアルスタイル」が登場した影響からか、MH4系列から既にかなり高かった飛行頻度は、MHX系列からはもっと高くなっており、滞空時間もやたら伸びている。 もう戦闘のほとんどの時間を空中で過ごすようになり、一旦飛び上がったら本当に降りてこない。 戦闘スタイルについてはMH4シリーズとほとんど同じ。 ただチャージブレスを放つ際、その場から動かなかったのが大きく後退しながら放つようになった等、地味に嫌な変更が追加されている。 思った以上に距離を離してくるため、油断して被弾しないように。 MHXXではG級個体が登場。 戦闘スタイルはMH4GのG級個体と全く一緒である。 ちなみに、今作では『塔』はあるものの、リオレウス希少種は単体では『森丘』『古代林』に出現。一方で、リオレイア希少種との複数狩猟の際は通例通り『塔』に出現するようになっている。 もしや今まで塔で対峙してきた個体は、既に番いとなった個体なのかもしれないし、そこまで考えてないかもしれない。 …とここまでがMHX系列のリオレウス希少種だが、やはり語り草として知られているのは獰猛化個体だろう。 『獰猛化個体』とはMHX系列から登場した特殊なモンスターの総称。MH4系列の狂竜化モンスターと同じような立ち位置、つまり通常より強化された個体である。 ちなみに狂竜化と異なり、獰猛化については未だに原因についての説明が無い リオレウス希少種にも獰猛化個体が登場する。 ただし、ここに来て本種の獰猛化個体は配信限定というMH4Gを想起させる扱いになった。 さて肝心の戦闘力について、 獰猛化モンスターは特定の部位に赤黒い蒸気のようなオーラを纏っているのが特徴だが、本種の場合は頭と尻尾。主にブレスや、尻尾攻撃の際に赤い稲妻が閃き、火力が上がる。 つまり、本種の必殺技であるチャージブレスは凄まじく火力が高くなっている。 だが何もチャージブレスだけではない。通常の火炎ブレスはもとより、ただでさえ厄介極まりないバックジャンプブレスすら対象内である。 特にバックジャンプブレスの威力は目を疑うほどで、防御力を最高クラスの860まで上げても4割強は持っていかれる。 ここまで火力が上がっているブレスだが、厄介な点はそれだけではない。獰猛化個体特有の速度のランダム変動が合わさるのである。 バックジャンプブレスを例として挙げると、 スピードが高速化すると、単純な話、もともとやっと目で追えるかぐらいだった予備動作がもう完全に見えなくなる。あまりに早くなり過ぎて吹っ飛ばされるまで何をされたか分からないレベル。 逆にスピードが低速化すると、予備動作が長くなる代わりに、最大180°まで軸合わせしてくるようになる。しかもただでさえバカみたいに高い火力は倍近くにまで上がる。 しかもこの高速化と低速化は完全ランダム。 高速化攻撃に反応しきれず喰らったり、反射的に回避したところをタイミングをずらされ低速化攻撃を喰らったり…ととにかく物凄く対処が困難。 も一つオマケに体力、全体防御力は通常よりも高い。 明らかにタフになっている上、滞空状態の頻度も高いため、閃光玉を切らしてしまうことはもはや必至である。 かくして、痛い・硬い・速いの三拍子揃った獰猛化リオレウス希少種はMHXX屈指の化け物として知られることとなった。 冗談抜きでMHXXの中で一番強いまであるんじゃないかと言われるレベルである。 一応、フォローする所があるとすれば、獰猛化個体の中では一番体力が低い、という点が挙げられる。 タフになったとは言え、実は通常の個体と比べれば劇的と言えるほど高いわけでもないため、慣れた人ならばちょっと時間がかかるだけのめんどくさい個体に感じられるかもしれない。 …それでもやはり常人には強すぎる相手としてしか認識されていないのも事実である。 …もっと言うと、これはリオレウス希少種単体だからまだマシと言う見方もある。 本種にはまだシリーズ恒例のあのクエストがある。 そう、リオレイア希少種との同時狩猟。 集会酒場 クエストLV ★G4 狩猟クエスト 金と銀がもたらす悲哀 目的地 成功条件 遺群嶺 リオレウス希少種(獰猛化)1頭とリオレイア希少種(獰猛化)1頭の討伐 契約金 報酬金 5800z 57300z 制限時間 サブターゲット 50分 なし 依頼主 暗い目をした未亡人 あの日、金火竜と銀火竜から庇ってくれたあの人。でも、獰猛な奴らの前ではなすすべもなく…。1人残った私は2頭を追い続け、遺群嶺の巣を突き止めました。あちらは2頭。でも私は1人。どうかこの苦しみを終わらせて。 つまり、MHXXには獰猛化した金銀夫婦の同時狩猟クエストが登場しているのである。もう本当に泣きそうだ もはや詳しく語りはしないが、リオレイア希少種の獰猛化個体もリオレウス希少種と同等か、それ以上にまで強化されている。 そんな2体は獰猛になっても相変わらずおしどり夫婦。こやし玉で追い払っても追い払ってもやたらと合流しようとしてくる。 しかしだからと言って、諦めてこの化け物2体をまとめて相手取るなど望むべくもない。 熟練のハンターですらクリアするのに苦労するレベルであり、現在でも未だにMHXX最高難易度との評価も根強い。 フィールドが『塔の秘境』ではないのがせめてもの救いである そんなに難しいなら最悪無視すればいいんじゃ?と思うかもしれないが、困ったことにこのクエストは非常に有用な片手剣の狩技「混沌の刃薬III」の解放条件になっているため、片手剣を使うのであれば否が応でもクリアしなければならない。まさに悲哀。 あまりにも難易度が高いが、こちらにも対抗策が無いでもない。 リオスのつがいは「飛行中の相方が閃光玉で落とされると合流しようとする」ルーチンをもつため、先ずは閃光玉無しでもどうにかなるリオレイア希少種から狙い、 更に「こやし玉での撤退を確定+龍耐性アップ」という効果をもつスキル『龍識船の心』を発動させて、リオレイア希少種のサマーソルトのダメージを軽減させつつ、狩猟に専念する… と言った攻略法も有志によって編み出されている。 『龍識船の心』は5スロスキルであるため、発動させ易いのもありがたいところ。 それでも単体なら少なくとも余裕で倒せる程度の腕前は持ち合わせておきたいところ。 【MHW I】 MHWorldでは、超大型拡張コンテンツ『Iceborne』(MHW I)において、なんと隠しボス枠としてサプライズ参戦することとなった。 エンドコンテンツの「導きの地」にのみ出現。陸珊瑚の地帯レベルを6まで上げるか、歴戦古龍を狩猟していると痕跡が現れるようになる。もし発見したら必ず捕獲しよう。 希少種の特色、つまり通常種と亜種との違いといえば、前作までのイメージでは「空中からチャージブレスを放つ」という点ぐらいしか無かったがあった。 が、今作では通常種と亜種共々チャージブレスを収得しており、亜種に至っては更に強化されたチャージブレスを放ってくる始末。 そんな中で、希少種は一体どんな強化が施されたかと言うと… 今までのレウス系列とは全く別物だと言わんばかりのテコ入れが施された。 空中からの新モーションが多く追加され…たかと思いきや、なんと地上でのモーションに特に力が入れられているのが特徴。非怒り状態なら空中行動はむしろ亜種の方がよっぽど激しい。 が、怒り状態になると話は別。派生技の幅が急に広がるため、一気に亜種を凌ぐ勢いで激しくなる。 総じて地上空中共に多彩な攻撃を繰り出す強大な存在として調整されている。 最大の目玉として、希少種は一定時間が経過すると、『劫炎状態』と呼ばれる強化形態に移行するようになった。 他の後輩希少種といえば、やれ霧隠れだやれ暗黒の雷だやれ爆轟状態だと強力な目玉要素をもち、リオス希少種だけ正直地味何ももってこなかった中、初の強化形態である。 劫炎状態へは、突如空中で咆哮を上げ、赤い光を放ちながら変化する。地上にいても突然飛び上がってから行う。 この状態となった希少種は目元、翼がうっすらと赤く染まり、胴体部分を中心に蒼白い光を纏う。 扱う炎は全て蒼白く輝く炎へと変貌。 攻撃範囲はかなり広くなり、地面の延焼部分には近寄っただけでみるみる体力が削られていくスリップダメージが発生するようになる。 またその関係か、この状態では延焼範囲が広い火炎放射の頻度が高くなる傾向がある。 この状態でのチャージブレスは超特大の威力のものとなっているため、絶対に喰らわないようにしたい。 劫炎状態時はただでさえパターンが多かった派生行動に更にパターンが追加。加えて、この状態専用のモーションも用意されている。 怒り状態ともなると攻撃の切れ目がとにかく少なくなり、その上何に繋げてくるか予想しづらくなるため、こちらとしては対策が物凄く複雑化しがち。 慣れるまでかなりの時間を有することだろう。 また火力面が強化されるだけでなく、ただでさえ硬い肉質がさらに硬化され、攻守ともに優れた状態となるのも特徴である。 攻撃もより一層激しくなり尋常でなく厄介だが、この時頭部へ一定ダメージを与えていくと、思いっきりひっくり返って劫炎状態が解除される。 ただでさえ硬い頭部が更に硬化しているが、ここはこちらに与えられた新要素「クラッチクロー」で肉質を柔らかくし、早い段階で部位破壊しておきたい。 ちなみに空中で解除すると頭から墜落してしまう。よっぽど反動がデカイのだろうか。 というわけで相当な強化がなされた希少種。前作よろしくハンターからの評判はあまりよろしくない… と思いきや、今までのリオレウス希少種の中でも比較的戦いやすく、良心的な調整と意外な評価を得ている。 というのも今回の希少種は空中だけでなく地上戦に力が入れられており、こちら側が反撃を与えるチャンスもしっかり用意されているのである。 強化形態も追加されたが、その点も踏まえたちゃんとした良調整もなされたと言える。 が亜種だけは相変わらず飛びまくっている MHWorldの目玉の一つと言えば、他モンスターとの激しい「縄張り争い」だが、今作ではリオス希少種が登場するクエストには一部を除いて他の大型モンスターが登場しなくなっているため、縄張り争いどころか鉢合わせる機会が無い。 ただし、その中でイビルジョーとラージャンだけは出現し、鉢合わせる可能性がある。 通常種と亜種なら敗北してしまう相手だが、なんと希少種は同じエリアにいても縄張り争いが発生しない。 追加するとすればモーションを流用すれば良いだけのハズなので、恐らく意図的な仕様である。希少種モンスターの立ち位置を開発は忘れていない、ということなのかもしれない。 また、リオレイア希少種との間に合体技のようなものまで追加された。 正確にはかのテスカト夫婦のように専用技が用意されているわけではないが、劫炎状態時に、お互いのブレスが混ざり合うと画面を覆い尽くさんばかりの大爆発を引き起こすというギミックが仕掛けられている。 この時夫婦は同じ方向、同じタイミングでブレスを吐き出そうとするため分かりやすい。 今作のリオス希少種は「ある一つのエリアに留まり、そのエリアから動かない」といった特徴が追加されている他、こやし玉を無効化する様になっている。 別に単体で狩猟するなら特に支障もないのだが、問題なのは奥さんとの同時狩猟だった場合。 いざ合流されれば最後、こやし玉による分断が不可能となり、夫婦の絶大な業火に晒され続けられるというだいぶ悲惨な状態となってしまう。 【MHR S】 凶漢 浅薄なり 対するは 王 天授の翼は 銀の弧を描き 逆転は一瞬 地に伏せ 悔いるがいい 業火に その身を焼かれながら MHRiseでもMHW I同様、超大型拡張コンテンツ『Sunbreak』(MHR S)配信後の登場。 タイトルアップデート第1弾(Ver11.0)にて、リオレイア希少種と共に参戦を果たした。 (これで亜種は3度に渡り希少種に先を越される形となりました) 同アップデートでは後輩希少種のナルガクルガ希少種と紅蓮滾るバゼルギウスの登場が事前に告知されていた中、リオス希少種はアップデート前日になって突然報じられたため、ある意味サプライズ的な参戦に多くのハンターが驚愕することになった。 まぁナルガクルガ希少種参戦が知らされた時点で既に怪しいと思っていた諸氏も多かったようだが。 MHW Iで初披露となった『劫炎状態』も完備しており、依然ハンターを苦しめた圧倒的火力は健在である。 併せて、生息地である『塔の秘境』もばっちり復活。ここが希少種との決戦の場となる。 狩猟にいくつか条件がつくことが印象的だったリオス希少種だが、MHR SではMR10に到達後、紅蓮滾るバゼルギウスが対象の緊急クエストをクリアすればクエストが出現するようになっている。 以前よりかなりハードルが下がり、容易に挑戦できるようになった。 MHR Sでは亜種モンスターであろうと初邂逅時に登場ムービーが用意されている(*7)のが特徴だが、希少種たる本種にも例外なく用意されている。 映像内では、なんと爆鱗竜バゼルギウスとの争いの様子が描かれた。 フォンロンの古塔に飛来し、荘厳な情景にも構わず爆鱗を振りまくバゼルギウス。そこへ、縄張りを侵されたリオレウス希少種が眼下の煙幕から現れる。 猛スピードで高空のバゼルギウスへと上昇していくリオレウス希少種は、自身に向けて投下された爆鱗をその飛翔能力で以って易々と全弾回避。 あっという間にバゼルギウスの上をとると、そのまま蹴りを見舞い、地上へ叩き落としてしまう。 しかし敵もさるもの、なおも健在のバゼルギウスだったが、ここでリオレウス希少種は劫炎状態へ移行。 光り輝く火炎放射を容赦なく浴びせた所で、ムービーは終了する。 バゼルギウスも完全に仕留められたという訳ではないが、映像としては終始リオレウス希少種が優勢のように描かれており、想像以上の活躍に驚きを隠せなかったハンターも多かった様子。 リオレウス通常種がバゼルギウスと拮抗する実力を持つラージャンに一方的に叩きのめされていたことを考えると、通常種と希少種の間には明確な力の差があることがうかがえる。 今まで「希少種モンスターの実力は古龍種にも匹敵する」という設定こそあったものの、具体的な描写が無くイメージしにくい所があったが、 ここへきて古龍級生物と互角かそれ以上の争いを繰り広げるという直接的な様子が描かれ、『希少種』という存在の強大さを改めて見せつける形となった。 特にリオス希少種はパッとしない扱いをされてきた頃からえらい出世したもんである さて、MHRiseのリオレウスと言えば、「敵としての強さ」と「戦いやすさ」を両立させるため、「飛行状態」を撤廃し、完全に別物と言える動きをとるようになったことで注目を浴びたが、 希少種もその通常種の行動がベース。飛行頻度は高いもののあくまで攻撃の一環として利用するだけとなり、問題視されていた「ずっと飛んでる」状態はかなり解消されている。 それに伴い、MHW Iで繰り出してきた技は多くがオミットされている模様。 また、通常種が繰り出してくる滑空蹴り、火炎掃射なども本種は使用しない。 しかし、ならば簡単に対処できると思うなかれ。 着地して隙を見せる頻度こそ高いが、新規モーションに加えて行動の一部にヌシ個体のモーションも追加されており、空中からの攻撃はより多彩に、より苛烈に強化されている。 通常種より攻撃の間隔が長いので、一度凌いだとしても油断せず、攻撃が止むまでしっかり行動を確認しよう。攻撃後の隙はちゃんとあるため、焦らないように。 高い機動力も健在で、お馴染みの火炎ブレスや毒爪蹴りをガルクに乗っていても紙一重なほどのホーミング性能で執拗に繰り出してくる。 劫炎状態時の火炎の威力は言わずもがな相当に高く、蹴りによる攻撃もかなりアグレッシブに繰り出すようになっており、相変わらず危険。 更に、劫炎状態時で体力が低下すると、『獄龍炎ブレス』というMHW I時代には無かった大技を披露してくる。 まず黒炎王リオレウスを髣髴とさせる火薬岩ブレスを連発。その後、トドメに特大チャージブレスを発射することで、 チャージブレスの大爆発と火薬岩の時間差爆発の二段構えで辺りを消し炭にする というトンデモなくド派手な代物。 特に火薬岩ブレスは気絶値が非常に高いというオマケ付き。ほぼ間違いなくその後の大爆発をまともに喰らうハメになる。 しかし、このように順当に強化された一方で、弱体化と取れる調整も見られる。 火炎ブレスが着弾した部分は熾火がすぐに消え、以前のようにスリップダメージを受ける仕様は無くなっている。 また、肉質も全身硬化はしなくなり、それどころか光を帯びている頭から胸にかけてはかなり軟化するといった調整がなされている。 特に部位軟化は、クラッチクローがオミットされた故の調整と思われるが、これで劫炎状態の解除はかなりし易くなった。 総じて、相変わらず苛烈な連続攻撃と絶大な火力は健在だが、モーションの大改造により以前ほど一方的と言える状況には陥り辛くなり、 何より通常種と同様、激しい攻撃を掻い潜りながらチャンスを手繰り寄せ、こちらの攻撃を通すというモンハンの醍醐味を味わえる良調整に仕上がっていると言える。 また繰り出してくる攻撃は「ガード強化」さえ付ければ大技を含めて全てガード可能というのもありがたいところ。 現時点においても、世間からの評価は良好なようである。 ちなみに劫炎状態に移行する際、前作では突然飛び上がり空中で咆哮を上げるモーションを経ていたが、今作では奥さん同様、必ず地上で咆哮しながら移行するようになっている。 戦闘時に流れる曲は『塔の秘境』の汎用BGMでお馴染み「秘境の伝説」…と思いきや、専用曲設定はされておらず、『城塞高地』や『大社跡』などに出現する場合は、それぞれのフィールドの汎用BGMが流れる。 MHRiseではヌシ個体のリオス夫婦の同時狩猟がイベントクエストで配信されたが、今作でも希少種夫婦を相手取る「凶双襲来:金と銀の輪舞」が配信された。 もちろん場所は逃げ場などない『塔の秘境』。リオレイアの体力を一定以下まで減らすとリオレウスが出現する仕様になっている。 2体揃った時の攻撃は苛烈を極める上に夫婦間では同士討ちによるダメージがかなり少ないが、希少種は操竜が可能であり操竜による攻撃は減衰しないため、弱ったリオレイアをリオレウスの攻撃で直接仕留めるという今までにないちょっとあんまりな攻略法を活用できる。 後のアップデートにより、キュリアによって寄生された傀異化した個体が追加された。 古龍級生物故に難易度は相応に高く、EX☆7。 狩猟することで傀異化した凶翼膜、傀異討究クエストではレベルが高くなると凶翼、凶剛翼といった素材が入手できる。 【MHST/MHST2】 MHSTでも特別な存在というポジションには変わりは無く、登場はクリア後のエンドコンテンツ。 メインシリーズでお約束のリオレイア希少種との同時戦闘もバッチリ再現されている。 エンドコンテンツで入手できるオトモンであるため、当然ながら戦闘能力もトップクラス。 習得スキルは種固有の絆遺伝子で「高出力拡散豪炎ブレス」、レベルアップで5連攻撃の「火竜乱舞」、更には絆ゲージを補充する「太陽の咆哮」もある。 絆技も名称こそ「スカイハイフォール」だが、通常種や亜種と演出が異なる。 アニメ版では5クール目以降で登場するゲイルのオトモンとして登場。「ダスク」という名前が付けられており、龍属性遺伝子が伝承されているため龍属性の姿になっている。 ちなみに所持している遺伝子次第で、通常は孵化時点では火属性のところ、孵化時点で龍属性の姿の場合がある。 ダスクも先天的に龍属性個体だったのだろうか…? MHST2ではメインストーリーがリオレウスが何処かに行ってしまった世界なので、通常種の時点でクリア後にならないとまともに姿を見ることは出来ない。 それ故なのか、希少種は2021年10月末のタイトルアップデート第5弾になって漸く登場。 お約束のリオレイア希少種との同時戦闘は、サブクエスト名が「陰陽賛歌」であるため、MHW Iを再現している様子。 習得スキルは太陽の咆哮が続投、残りの2つ「フレアバースト」「キングジャッジメント」がそれぞれ高出力拡散豪炎ブレス、火竜乱舞に(モーション的に)相当する。 MHST2のオトモンの習得スキルはすべて絆遺伝子に依存するため、破滅レウスが遺伝子を持っていることからも分かる通り、太陽の咆哮を他のオトモンに「伝承の儀」で渡せるようになっているのだが、遺伝子強化が長らくお預けにされていた。 なお、MHST2ではオトモンの属性変更が廃止されているため、残念ながらダスクの姿はMHST2では拝めない。 ◆攻撃手段 リオレウス通常種と亜種との差異、希少種固有の技のみ記載する。 【MHP2G以前(攻撃)】 咆哮通常種とモーションに差異なし。MHP2までは全く一緒なのだが、MHP2Gでは音圧が【小】から【大】に強化されている。 突進通常種とモーションに差異なし。ただしホーミング性能が異様に高く、直線上にいなくても大きく弧を描くようにカーブしてくる。 亜種も同様なのだが、最後の滑り込みをキャンセルして、突然尻尾回転、バックジャンプブレスに派生させることがある。 【MHF(攻撃)】 先述の通り凄腕の特異個体は通常種の特異個体とあまり変わらないため割愛とし、 GG実装の特異個体およびG級個体について記載する。 【特異個体】 旋回ダッシュブレスターゲットしたハンターへ回り込むようにダッシュしつつ3発のブレスを放つ。後を追いかけるようにすれば簡単に避けられる。 要は後述のワールドツアーの地上版と言える攻撃。 拡散チャージブレスゆっくりと進行する巨大なチャージブレスを放ち、続けて放つ高速のブレスでそれを爆散させる攻撃。 印象や対策方法はリオレイア亜種特異個体のチャージブレスと似ている。 【G級個体】 ワールドツアー→チャージブレスレウス系統の悪名高い行動…のリメイクと思しき攻撃。 空中を旋回しつつ地上へ3発ブレスを放った後、特大のチャージブレスを放ちそれを自らの蹴りで爆散させる。 一連のモーションが比較的短い上にちゃんと避ける必要があるので、元のワールドツアーのような不評は聞かれない。 ちなみに旋回を終えてからチャージブレスを放つまでの間は閃光玉が有効であり、うまくタイミングを合わせて使えば叩き落としてやることができる。 【MHP3〜MHXX(攻撃)】 【地上】 咆哮通常種とモーションに差異なし。音圧がMHP3からMH3Gまでは【小】だったのだが、MH4以降は【大】に強化された。 突進通常種とモーションに差異なし。亜種も同様だが、最後の噛みつきをキャンセルし、バックジャンプブレスに派生させることがある。突進の後に突然止まったら、閃光玉を投げるとちょうど墜落タイミングに合わせやすい。 ちなみにこの時のバックジャンプブレスは発射角を調整してこない。 爆炎噛みつき属性:火属性やられ【大】口に炎を纏わせ、噛み付きと同時に爆発を起こす。MH3Gから登場。亜種は空中から繰り出してくるが、地上からはしてこないため、実質希少種の固有技となっている。 通常の噛みつきに比べ範囲が非常に広く、咄嗟に繰り出されると対処が難しい。近接武器持ちは危険。小爆発を複数起こすため多段ヒットする性質をもつ。下手にガードすると崩されやすい。 爆発範囲は頭の軌道上から前に向かって広いため、希少種の右側、首下、腹下は安全地帯。疲労状態時は炎が出せないのか、通常の噛みつきになる。 【空中】 咆哮通常種とモーションに差異なし。上述の通り、音圧はMH4からは【大】。 爆炎噛みつき属性:火属性やられ【大】空中からゆっくり近づき、真下のハンターに爆炎を纏った噛み付きを行う。MH3Gから追加。亜種も行ってくる。ただし、ある程度近寄ると適当にぶっ放してくるあちらと違い、希少種は微妙に位置調整をして正確に当ててくる。 滑空通常種とモーションに差異なし。MH3Gからは亜種と同様、ハンターを通過すると突然切り返し、即毒爪蹴りに派生してくる。通常種と比較してかなりホーミング性能が高い。 MH4から毒爪蹴り派生はしてこなくなり、代わりに地上強襲に派生するようになっている。確定で地上に降りるため、以前よりは息をつけやすい。 高出力火炎ブレス属性:火属性やられ【大】大きく息を吸い込んだ後、着弾すると連鎖爆発を引き起こす高威力のブレスを上空から放つ。通称「チャージブレス」。言わずと知れた希少種の必殺技である。 上から撃ち下ろしてくる性質から非常に範囲が広く、かわし辛い、そして凄く痛い。しかもこれだけ凶悪な技の割に結構な頻度で放ってくる。その代わり予備動作が長めで分かり易いため、すぐさま足元に潜り込むように移動すれば安全。爆発範囲は横に広いため離れる方向に移動するのも手。 MH4からは翼を大きく広げ、横方向への退路を塞いでくる。爆破範囲も広がったため、離れる方向に逃げるのもやや悪手。近くで発射されたら足元へ隠れるように移動しよう。 MHXからは溜めの最中に大きく後ろに移動するようになった。以前のような感覚で足元へ移動するとブレス本体が直撃するため注意。作品を追うごとに希少種の殺意が増している気がする… 毒爪蹴り属性:毒通常種とモーションに差異なし。MH3Gから亜種と同様、低空からも使用してくるようになった。大抵回り込みで近づいてから繰り出してくる場合が多い。ホーミング性能がかなり高く、完全に動作が終わるまで補足してくる。前転で回避する時はしっかり距離をとろう。 MH4GからMHXXのG級個体は、低空から繰り出した後、即チャージブレスに派生してくるようになった。一見凄まじいコンボだが、毒爪蹴りであっちから近寄ってくれるため、むしろ足元へ逃げやすい。慣れた人なら攻撃チャンスにも利用できるだろう。 拘束強襲いきなり大きく飛びのき、低空を滑るように急接近して襲いかかる。拘束技。通常種が行ってくるものとは違い、一旦こちらから距離を離してくるのが特徴。MH3Gからは亜種も使用してくる。 通常のものより長い距離を正確にホーミングしてくるのが特徴で、非常に躱しづらい。一旦こちらから飛び退くことでほぼ全方位を射程に入れてくるため、後ろにいたとしても油断は禁物である。 単発で繰り出すこともあるが、大抵は「高高度からの」行動から派生して繰り出してくる。急上昇してからの希少種には気を抜かないようにしよう。 旋回通常種とモーションに差異なし。MHファンにはお馴染み、通称「ワールドツアー」。通常種と亜種はだいぶ旋回時間が見直され、エリアをぐるっと一周するだけで終わるのだが、何故か希少種だけは従来のレベルぐらい時間が長くなってしまっている。が、これについては理由があり、MH3Gの希少種は逃げ場がない『古塔』にしか出現しないので、こちらが態勢を立て直すための救済措置である。 旋回後は亜種と同様、滑空だけでなく、低空からの毒爪蹴りも繰り出すことがある。 ちなみに、この技はMH4から一部のフィールド限定行動(*8)となったため、『古塔』を根城にする希少種はMH3GのG級個体を最後に、使用してこなくなった。 【MHW I(攻撃)】 【地上】 一回転尻尾攻撃前進しながら一回転し、尻尾で周囲を薙ぎ払う。通常の回転尻尾と違い、半周ではなく全方位を薙ぎ払ってくる。出が早いが、当たり判定は意外と狭く、足元には判定が無い。潜り込むように回避しよう。 飛び上がり攻撃属性:毒その場でいきなりジャンプして飛び掛かる。食らってしまうと吹っ飛ばされ、毒状態にされてしまう。またこの技に当たろうが躱そうが、使用した時は必ず滞空状態に入る。 こちらも出が早いが判定は狭め。やや希少種前方に判定が広いため、希少種に向かうように回転すれば簡単に回避できる。 滞空状態移行時の技。この技があるためか全体的に希少種はバックジャンプブレスの頻度が減っている。ただし怒り状態移行時には普通にバックジャンプブレスを使用するため、油断は禁物。 バックステップブレス属性:火属性やられ後へ跳躍すると同時に地面に向かってブレスを吐き出す。バックジャンプブレスと違い滞空状態にならないのが特徴。 こちらから距離を離す用途で使用してくる。出はそこそこ早く、見た目から当たり判定が広そうに見えるが、実は放った直後の頭あたりぐらいしかなく、結構狭い。 この技の後は高確率で飛び上がり攻撃に繋げてくる。 2連続爆炎噛みつき属性:火属性やられ爆炎を纏った噛みつきを右へ左へと繰り出す。2連続で繰り出してくる。怒り状態になっても回数は変わらない。技の出し始めには判定が無く、攻撃方向も決まっているため、向かって左側にいれば対処しやすい。この攻撃の後は高確率で一回転尻尾攻撃に繋げてくる。 どこかで見たことある…と思う人もいるかもしれないが、それもそのはず。このモーションはMHXXの黒炎王の爆炎噛みつきと同じモーションである。 【空中】 火炎ブレス属性:火属性やられ通常種とモーションに差異なし。ただし、怒り状態時はかなり行動に派生が追加されるのが特徴。 一つは3way火炎ブレスに派生する場合。その後は掴み投げに繋げる。最後はこちらに急接近してくるため、待ち構えていれば反撃に移れる。ただし火炎ブレスの煙が物凄いので、希少種を見失わないよう注意。 もう一つは毒爪蹴りに派生する場合。その後は急降下攻撃に繋げる。怒涛のコンボだが、こちらは最後は確定で地上に降りる。凌ぎ切ったら反撃に移ろう。 3way火炎ブレス属性:火属性やられ通常種とモーションに差異なし。こちらも怒り状態時は派生行動を繰り出してくる。 ブレスを放った後、毒爪蹴りを2連発してくる。火炎ブレスの煙幕に惑わされないよう注意。向こうから近づいてきてくれる派生のため、来ることさえ分かっていれば反撃チャンスになる。 回り込み薙ぎ払いブレス属性:火属性やられ側面に回り込むと同時に火炎放射を放つ。亜種も繰り出してくる技。見た目の割に威力は低く喰らっても膝をつく程度で、吹き飛ばされることはない。 怒り状態時は二回連続で回り込み薙ぎ払いブレスを繰り出し、地上急襲に繋げるコンボを繰り出すことがある。一見激しい連続攻撃だが確定で地上に降りる行動。連続で使用した時はチャンスと思おう。 滑空蹴り属性:毒通常種とモーションに差異なし。怒り状態時は派生行動が追加。この技ですれ違った後、即切り返して火炎ブレスを放ち、そのまま間髪入れずに掴み投げへと繋げる。 この時の火炎ブレスの命中精度は異様に高い。すれ違った希少種をすぐに画面に映すようにして対応したい。 【劫炎状態】 超高出力火炎ブレス属性:火属性やられその場で大きく仰け反りながら息を吸い込み、そのまま勢いよく高威力のブレスを発射する。マスターランクの亜種も繰り出してくる行動。希少種は劫炎状態時限定で使用してくる。 非怒り状態時は単発で繰り出してくるが、怒り状態時は派生から繰り出してくることが多い。行動パターンを覚えていればある程度予測できるが、威力は正に必殺級であるため注意。 バックジャンプブレス属性:火属性やられ通常種とモーションに差異なし。劫炎状態で、なおかつ怒り状態へ移行する際に確定で派生行動をとるのが特徴。 バックジャンプブレスで飛び上がった後、そのまま3way火炎ブレス、トドメとして超高出力火炎ブレスを発射する。出してくる機会は限られているが、隙もほとんど無い行動。大人しく回避に専念しよう。 劫炎放射属性:火属性やられ空中で身を屈めるようにしながらこちらへ急接近し、最大3回連続で青く光り輝く火炎放射を繰り出す。非怒り状態時は2回で固定。見た目の派手さに違わぬ高威力。こちらの位置どり次第で縦方向と横方向、右からか左からかの4通りのパターンで繰り出してくる。単純に真っ直ぐ回避すると当たりやすいので、斜めに移動すると良い。 空中掻き切り属性:毒空中から地面を弧を描くように爪で掻き切る。怒り状態時には地上からの飛び上がり攻撃の後、掻き切りに繋げ、その後吹っ飛ばしたハンターに向けて超高出力火炎ブレスをぶっ放す派生に繋げる。 飛び上がり攻撃、掻き切りを喰らえば毒状態、回避のタイミングを間違えればチャージブレスに着弾…と危険な要素の多いコンボ技。早い段階で希少種の足元に潜り込むようにすれば安心。 これも何処かで見たことある…と思う人もいるかもしれないが、セルレギオスの空中掻き切りに似通ったモーションである。ファンからの通称は「レギオスキック」。 【MHR S(攻撃)】 【地上】 一回転尻尾攻撃MHW Iから続投。モーションには特に変化なし。相変わらず尻尾先端部辺りにしか判定は無い。足元に潜り込めばこれまで通り回避可能。 高出力爆炎噛みつき属性:火属性やられヌシ個体と同様の行動。口に炎を含みながら突如上体を起こし、一拍おいてから勢いよく噛み付き、更に口内の爆炎を前方方向にショットガンのように発射する。ヌシと異なるのは怒り状態時でなくともショットブレスを発射してくる点。噛みつきを凌いだからとヌシと同じ感覚でいるとえらい目に遭う。 操竜中、地上で↑+Aを押すとこれを繰り出す。どうしても一連のモーションが長めのため、間で反撃を喰らいがち。 高出力バックジャンプブレス属性:火属性やられブレスの反動で飛び上がるまではヌシ個体と同様の行動。希少種はその後空中から「連鎖爆発ブレス」を放つ。平常時ならその後着地して「一回転尻尾攻撃」、もしくは「急降下攻撃」に繋げる。これは概ねヌシと一緒の対処で大丈夫。着地突進に繋げるヌシと違い判定が狭めなため、至近距離にいれば寧ろ避けやすい。 劫炎状態時はもう一発「連鎖爆発ブレス」を放ち、「滑空攻撃」に繋げる場合がある。総じて何らかの連続攻撃の起点になる行動のため、モーションを確認したら迂闊に攻め込まないようにしよう。 操竜中、地上で↑+Xを押すとこれを繰り出す。飛行状態に戻りたい時は攻撃も兼ねられるが、やや出が遅いのが難点。 毒爪掻き切り属性:毒新規モーション。地上で一瞬溜めた後、こちらに飛びかかるように爪で横払いに攻撃し、その後背後に着地して追撃を加える。MHW Iで繰り出してきたものとは見た目が異なる。平常時は1回の爪攻撃で済ませるが、怒り状態および劫炎状態時は2回連続で繰り出す場合がある。 1回の場合、着地した後すぐさま上体を持ち上げ、「火炎ブレス」を3連発する。1発目は直前に爪攻撃したハンターに向けて発射し、残り2発は45°、90°方向と向きを変えながら発射する。翔蟲受身の方向を間違えた時、またはマルチの際は巻き込まれないよう注意。 2回連続だった場合、着地したのち「高出力爆炎噛みつき」の噛みつき後ショットブレスをぶちかます。本当に間髪入れずに発射してくるので不意をつかれやすい。ただ爪攻撃の際にやたらと距離を離してくるため、慣れてくれば見切ることは容易。 【空中】 急降下攻撃通常種と同様の行動。戦闘時には特段変化はないが、操竜中、空中で↑+Aを押すと通常種と異なりこれを繰り出す。何故か妙に威力が高い確定で地上状態に移行するが、その後続けてAを押すと「高出力爆炎噛みつき」に繋げてくれる。 連鎖爆発ブレス属性:火属性やられヌシ個体と同様の行動。地面に着弾すると一直線に5連の火柱が発生するブレスを空中から放つ。基本は単発だが、劫炎状態時は2連続で発射後、そのまま「滑空攻撃」に繋げる派生技を繰り出す。 かなり激しい連続攻撃で、仮に被弾して翔蟲受身のタイミングを誤ると連続して喰らいやすい。 ただし、繰り出した後は必ず着地し、首を振るような隙を見せる。うまく対処すれば反撃のチャンス。 操竜中、空中および地上でAを押すとこれを繰り出す。地上にいた場合はそのまま飛行状態に移行する。高威力な割に出が早く、これを連発してるだけですぐに大技まで持っていけることも。 地走り火炎ブレス属性:火属性やられ通常種と同様の攻撃。真下に向かって火炎放射を繰り出し、そのまま前方のハンターへ向かって縦方向に薙ぎ払う。怒り状態時や劫炎状態時には二連続で発射する。ヌシ個体も二連続で繰り出してくるが、彼方と違い一発目発射後、瞬時に位置を変えて別方向から二発目を繰り出してくるのが特徴。単純に攻撃が飛んでくる位置が異なるため、回避やガードの向きを誤りやすい。高速で動くので見失いやすいのも厄介。 特に二連続で繰り出した時にこちらとの位置が遠いと、更に「毒爪蹴り」で追い討ちをかけてくる場合がある。最後まで油断しないように。 激しい攻撃だが、こちらも攻撃後は必ず着地し、隙を見せる。 獄龍炎ブレス属性:火属性やられ劫炎状態かつ体力低下時に繰り出す大技。きりもみ回転しながら高空へ舞い上がり、上空から火薬岩ブレスを2発発射。そして素早く位置を変え、別方向から更に火薬岩ブレスを2発発射する。その後大きくのけ反り、蒼く輝くブレスをハンターに向けて発射。着弾地点を中心に蒼い炎が揺らめいたと思いきや、画面が真っ白になるほどの超特大の爆発を起こす。リオレウス希少種の必殺技。もちろんそのド派手な演出に恥じない超火力。攻撃範囲がとにかく広いため、ガードできない武器種は即座に納刀して走るべし。 最初に放たれる火薬岩ブレスは牽制の要素が強く、直撃しても対して痛くはないが、気絶値が高めに設定されている点が厄介。直前にダメージを喰らっているとほぼ間違いなく目を回すため、のちの獄龍炎ブレスをモロに受けやすい。 また火薬岩ブレスは攻撃によって起爆する性質がある。わざわざ自分から攻撃して爆発させるハンターはいないだろうが、重要なのは獄龍炎ブレス発射後。大爆発で火薬岩4個が一斉に起爆するため、スタミナを削られまくって結局喰らってしまう事故に遭うことも。 ちなみに獄「龍」炎という名称からして龍属性が付いてそうだが、普通に火属性である。操竜大技もこれではない ◆破壊可能部位 通常種と破壊できる部位は変わらない。 頭は仕様が特殊で、MH4からは部位破壊に成功すると肉質が軟化するようになった。 今まで硬かったために通常種とは違う立ち回りを強制されてきたが、破壊できればほぼ同じように戦うことができる。レア素材も狙えるため一石二鳥。 MHW Iでは劫炎状態を解除するのに頭への一定ダメージが必要なため、早い段階で破壊してしまいたい。今作は肉質を軟化できる「クラッチクロー」もあるため、割と破壊は容易である。 MHR Sでも部位破壊で軟化する仕様は健在。 その上、劫炎状態時は肉質が軟化する仕様になっているため、怯まず狙っていけばこれまで以上に戦いやすくなるはず。 ◆弱点属性・部位 【MHP2G以前】 弱点属性水=雷>氷。通常種、亜種とはまるっきり異なる。両者に有効な龍属性は一切効かないため注意。 属性は効きやすい部類。特に肉質が硬い頭には効きやすくなっているため、部位破壊を狙うならおすすめ。 弱点部位斬撃なら翼。打撃なら翼>首=腹。射撃なら脚>尻尾。こちらも通常種とはまるで違う。特に頭は斬撃と射撃は25%しか通らないほど硬い。斬撃は翼以外は通りが微妙だが、次点で脚を狙うと良い。 一方で、全体的に何故か打撃にかなり弱い。かなり硬いはずの頭ですら打撃なら40%も通ってしまう。背中と尻尾以外ならどこを狙ってもかなり通るため、非常に相性が良いと言える。 【MHP3〜MHXX】 弱点属性若干変わり、水≧雷>氷。水と雷にほぼ差はないが、どちらもあるなら水がおすすめ。相変わらず頭には効きやすい。 弱点部位斬撃と打撃なら背中。射撃なら脚。打撃に対してだけ弱かった耐性は調整されており、斬撃とほぼ変わらなくなった。 全体的に肉質がかなり硬くなり、今まで柔らかかった翼がギリギリ弱点特効の範囲から外れ、よりによって狙いづらい背中が弱点になった。背中は斬撃は55%、打撃は50%通るほど軟化しているが、とてもじゃないが普通に狙える部位ではない。通例通り翼を狙おう。 低空飛行が目立つようになったため、射撃は脚が狙いやすい。ただしそれ以外の部位は微妙なので、正確に狙う技量が必要になったと言える。 MH4以降なら頭を破壊すると肉質が翼以上に軟化し、射撃以外なら弱点特効の範囲内に収まるようになった。狙える箇所が増える上、弾かれない保険にもなる。レア素材のためにもぜひ狙いたいところ。一方で射撃はそれでも30%とやっぱり微妙。 【MHW I】 弱点属性更に変わり、水>雷=氷。全体的に耐性が上がり、雷はあまり有効ではなくなった。水でも微妙なライン。 一番よく効く部位が頭から翼に変わった。弱点部位でもあるため、狙っていきやすい。 弱点部位斬撃と打撃なら尾先>翼。射撃なら尾先。弱点特効が発動する部位から背中が外れ、翼に戻った。ありがたい…尾先は切断すると無くなってしまう部位なので斬撃は注意。射撃は弱点特効は発動しないが、当てにくいなら翼を狙おう。 頭は破壊すると過去作以上に軟化するようになった。斬撃は55%、打撃は60%、射撃でも50%とかなり通る。劫炎状態の解除がかなりやりやすくなるだろう。特に射撃は尾先以上の弱点になるため、狙っていきたい。 【MHR S】 弱点属性変わらず、水>雷=氷。効きやすい部位も変わらず、翼>背中。 平常時はどうしても全体的に硬いため、水やられ状態が非常に有効。ステージにいる泥玉コロガシ、イロヅキムシは積極的に使っていこう。 弱点部位斬撃と打撃は尾先>翼。射撃なら尻尾全体。相変わらず硬いが、今作からの希少種は劫炎状態時に特定部位が著しく軟化する仕様になっており、特に頭は前作で部位破壊した時と同等程度にまで軟化する。 頭を部位破壊すると劫炎状態でなくとも常に弱点特攻の範囲内に入るようになり、その状態で劫炎状態になると更に軟化。首まで範囲に入ってくる(射撃以外は)。その後の戦闘でかなり有利となるので、臆せず狙っていきたいところ。 ◆武器 銀火竜の甲殻が反映された白銀色の武器。 属性はもちろん火属性。 作品によるが、低い物理火力の代わりに優秀な属性値を備えていることが多い。 大抵は一発で造れず、通常種武器から強化していき、亜種武器を経て、最終強化武器として行き着くことになる。 強化までに手間がかかるが、その性能はそれに見合い中々のもの。火力以外の性能もムラが少なく安定しており、作品によっては文句無しで最強の火属性武器と謳われるレベルの優秀な武器となる。 ただやはりリオレウス希少種自体がかなりの強敵ということもあり、作製までの敷居が高いのが玉に瑕。 ◆防具 武器と同じく、落ち着いた白銀色をした防具で、かなり煌びやか。見た目は通常種をそのまま色違いにしたような形。 防具名は『白銀の太陽』を意味する『シルバーソル』という名を冠する。 性能はと言うと、通常種防具と同様、攻撃的なスキルを備えているが、それ以外の点はシリーズによって全く違っていたりすることが多く、あまり一貫性がない。 傾向として「匠」「業物」「超会心」といった発動させるにはかなり重く、優秀なスキルをもっていることが多い。 現在こそ概ね「扱いにくいこともあるが正しく扱えば強い」というポジションに収まってはいるが、これが確立したのはMHP3以降(*9)であり、それ以前は全部位漏れなく該当ランクのレア素材を要求するクセに発動スキルは微妙であった。 特に剣士用のものは酷く、一式揃えても剣聖のピアス未満(*10)などと言われる有様だった。 リオレウス希少種に限らず、モンハンではストーリー終盤のモンスターから作られる防具がびっくりするぐらい使い物にならない、なんて話は珍しくない。 総じてフル装備というよりは、混合装備で部分的に使っていく需要が高い防具である。 MHFではG級の実装までは総じてイマイチぱっとしなかった…のだが、 G級防具を精錬して得られるソル珠は「刀匠」や「扇射」を中心とした非常に優秀な性能を持ち、長きに渡って愛用される装飾品となっている。 耐性については、やはり火と龍をほとんど通さないが、水と雷に死ぬほど弱い。希少種防具のクセが強い要素の一つである。 ◆余談 異名について英語で白銀を意味する"Silver"(シルバー)と、ラテン語で太陽を意味する"Sol"(ソル)から。 『希少種』として今でこそ「通常種や亜種とは格が違う存在」として扱われる希少種だが、当時の扱いとしてはどちらかと言えば「やり込んだプレイヤーに対する隠し要素」としての側面が強く、設定も「かなり珍しい」ということ以外特に言及されていなかった。生息域は設定上『フォンロンの古塔』とされているが、それもMH2からの後付けであり、登場初期のMHG、MHPでは普通に『森丘』(当時は『森と丘』)に出現する。 後輩希少種たちは珍しい存在ながら、何かしらの説明があるのだが、リオス希少種にはそういった生態面での解説が未だに無い。 古龍との関係?推測に過ぎないが、希少種モンスターは、古龍種にも通ずる能力をもつのではないか、という説がある。具体的に、ティガレックス希少種はテスカト種。ナルガクルガ希少種はオオナズチなど。 一方で、リオス希少種は「途轍もない火炎を操る」という特徴からはさしたる接点がない。が、MHW Iから『劫炎状態』が追加され、「時間経過でエネルギーを蓄積」「蒼白い炎を操る」という点から、MHWorldのラスボスと何か関係があるのではないか…という説が浮上している。そのラスボスが成長した存在もどことなくリオレウスに類似点がある、と指摘されているモンスターだったりする。あくまで噂に過ぎないが… 『劫火』リオス希少種に与えられた強化形態『劫炎状態』の語源と思われる『劫火』は、仏教における用語の一つで、「世界を焼き尽くす火」のことを指す。何でも、この世は生まれ、持続し、破壊され、何も無くなり、また生まれ変わる…といった四つの時期(四劫)があり、その内の世界を破壊する時期「壊劫」における大火を劫火と言うようだ。 偶然の一致なのか、はたまた意図したものなのか、禁忌の存在の最大技と名前が似通っている。流石に 「世界全土を数日で焦土に変える」とされる彼方と比較すれば規模は劣るだろうが、リオス希少種に潜在する能力は、もしかするとかの存在にも通ずる点があるのではないか…という説もある。奇しくも「頭に一定ダメージを与えれば弱体化が狙える」という類似点もある。 コラボイベントにてUSJで過去に何度かモンハンとのコラボイベントが開催されているが、その第1回目の目玉として等身大立像が製作されている。 追記・修正は特定条件を満たしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 全身シルソルの呪いがある作品もありましたね… -- 名無しさん (2022-03-20 17 38 23) XXの獰猛銀レウスは二度と戦いたくない。なんやねん、あの火球ブレスについてくる風圧 -- 名無しさん (2022-03-20 18 13 28) 金と銀がもたらす悲哀とか言う、並の超特殊すら凌駕するド畜生クエスト。片手剣使いは比喩抜きで地獄を見る -- 名無しさん (2022-03-20 20 46 22) 奴は希少種の中でも最弱...ポジションだったのにかなり強化されたな XXの夫婦獰猛化は思い出すだけでも恐ろしい -- 名無しさん (2022-03-21 13 29 12) リオスと略してるのは初めて見た -- 名無しさん (2022-03-21 18 00 02) ↑リオレウス・リオレイア合わせて「リオス種」なんだ -- 名無しさん (2022-03-22 06 47 22) 何だかんだで参戦が続くねえ -- 名無しさん (2022-08-09 23 18 06) ↑希少種参戦させるならリオス夫婦居ないと寂しいし。ただライズレウスは強いからその希少種となるとヤバそうだな -- 名無しさん (2022-08-10 00 35 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/1940.html
町は人でにぎわっていた。中には飼いゆっくりも見かける。クリスマスなので、いつもより人であふれている。 今日は暖かい日なので、そのお陰で、町に居る飼いゆっくりもそのままの姿の物をちらほら見れる。 万能お兄さんは愛でお兄さんと共に、ゆっくりんピースの会館へと入っていった。 愛でお兄さんが受付で軽く手続きを済ました後、会館内のゆっくりショップへと向かった。 万能お兄さんは、躾ゆっくりについては愛でお兄さんにまかせてあるので、彼はゆっくり交流広場へ、家ゆっくり31匹を連れてゆっくりしようと思った。 広場でゆっくり達と遊んでいた飼い主とゆっくり達は、31匹多種多様なゆっくりに驚き、そして全てのゆっくりに「万」字のプラチナバッジがついていることに驚愕した。 希少種のめーりん、かなこ、にとり、ゆゆこなど確認されているが飼っている者は数えるほどしかいない、飼うのが非常に困難なゆっくりがいることにも驚いたが、 バッジのほうがはるかにすごかった。 一般的に知られる、飼いゆっくりということを示すゆっくりバッジ。それは色でランク付けされており、下から順にブロンズ、シルバー、ゴールドといったものだ。 ブロンズは単に人が飼っているということを示すだけで、当然躾もあまりされていない。大半がゆっくり特有の傲慢さを色濃く残している。 シルバーは、ゆっくり特有の傲慢さは少し残っているものの、人に飼われるレベルまでのマナーを学んでおり、バッジにも位置を知らせる信号などがついてたりする。 ゴールドは、ゆっくりの傲慢さなど微塵も残っておらず、人にとても忠実な飼いゆっくりとなっており、どこに行っても人に虐められず、店でお使いなどもできる。 そして、ゴールドゆっくりから生まれた子は、そのゆっくりの礼儀正しさなどを受け継いでいるため、ゆっくり試験を受けなくても無条件でシルバーバッジを手に入れることが出来る。 一般人がゆっくりをペットとして飼っている中で、バッジをつけているのはゴールドまでである。 そして、万能お兄さんのゆっくり達がつけているのはプラチナバッジ。ゴールドを超えるバッジとして存在している。 最上級のプラチナバッジをつけている者は、大抵が金に物を言わせた金持ちがつけたか、超一流のゆっくりブリーダーとして生計を立てているかのどちらかに大別される。 万能お兄さんは後者だ。ゆっくりんピース会館のそれぞれの愛でブリーダー達は、彼が金に物を言わせてプラチナバッジを手に入れたものではないということは、ゆっくりを見ればわかる。 ペットは飼い主に似るということわざがあるように、金持ち特有の傲慢さなど、彼のゆっくり達は微塵ももっておらず、皆美しくそして力強いオーラ(愛でブリーダー視点)を 放っている。 愛でブリーダー達は、彼のゆっくり達がシルバー、ゴールド試験を超える異質の存在である、つらく厳しいプラチナ試験を受け、見事合格したというのを見ただけで理解した。 バッジを手に入れるには、試験を受けなければならない。ブロンズは対して価値がなく、受付で手続きをすませばもらえるのに対して、シルバー試験からは飼いゆっくりとしての 能力を身に着けているかを選定するバッジ試験を受けなければならない。中には金持ちが金に物を言わせてもらうこともあるが。 シルバー、ゴールド試験は、ゆっくりが飼いゆっくりとしての能力を確かめる試験なのに対して、プラチナ試験の場合は全く異なる。 プラチナ試験の内容は、ゆっくりを一定期間それぞれの種にあわせたサバイバルをさせるのである。 それも、試験を受けるゆっくりにとっては厳しい内容だ。 だが、なぜサバイバルなのか?それは過去にバッジをもった飼いゆっくりが、あまりに飼われているせいで脆弱で、信号バッジをつけても森で迷子になったときに 死んでしまうことがあるからである。 他にも、野生のゆっくり達から見れば、飼いゆっくりは美ゆっくりなので手篭めにされたり、奴隷にされたりされ、その過程でバッジを取られたりするので、 バッジの信号が意味を成さないときが多々あった。他にも、家に侵入した野良ゆっくりに対抗する術を持っていない上、野良ゆっくりは大抵一家で侵入することが多く、 野良ならではのたくましさと数があるので、脆弱な飼いゆっくりでは数と力で責められてはなす術がなく、非業の死をとげたりと悲惨な結末を迎えたりした。 これにより、多くの飼い主が涙を流した。 たとえば、通常種のれいむ、まりさ、ありす、ちぇん、ならば捕食種であるれみりゃがたくさん居るエリア。ぱちゅりーの場合、捕食種はれいむ達より少ないが、 ぱちゅりーならではの頭脳を活かして、家を作らないと生きられないエリア。ゆうかなら荒地に花を規定量咲かせる。捕食種のれみりゃの場合ふらんがいるエリア。 大食いのゆゆこならば極端に食べ物が少なく、考えて食べないと期間中に生きられないエリア。何かを守るめーりんならば、れいぱーありすからゆっくりを守るエリア等等。 多種多様なゆっくりに対応している試験があるのだ。(もっとも、希少種を試験に受けさせる飼い主はまずいないが) おまけに、ゆっくりが試験中死んでも自己責任とされるのだ。苦労してゴールドを手に入れたものからすれば、決して受けようとはしないだろう。 シルバー、ゴールド試験とはまったく異なる存在がプラチナ試験である。 だから受ける人は物凄く少ないのである。 だが、あまりにも厳しい試験をみごと合格したゆっくりは、他の飼いゆっくりにとっては神のような存在だろう。 ほかの飼いゆっくりは、プラチナバッジをつけたゆっくりを尊敬してやまない。飼いゆっくりのリーダーに選ばれることもある。 どこにいってもいじめられない上に、知らない人も皆飼いゆっくりのように親しく接してくれる、人と楽しく話せる、買い物も普通に出来る、人間の子供ともあそべる。 ゴールドバッジの最高を超えた、究極ともいえるバッジ。それがプラチナバッジである。 プラチナバッジは、ゆっくりがほぼ人間と同じ扱いを受けることが出来るのだ。それほどまでに珍しいバッジである。 万能お兄さんと、彼の心友である愛でお兄さんのほか、広告にも乗るほどの有名なブリーダーなど所持者は数えるほどしかもっていない。 ちなみに、プラチナバッジを手に入れた飼い主は「名誉会員」となり、様々な特典がある上、一般会員よりも待遇が格段に上だったりする。 場合によっては幹部並みかそれ以上の発言力がある。 手に入れた飼い主は、超一流とみなされるのだ。名誉会員とプラチナブリーダーという名誉を得るために、それを手に入れようとがんばるブリーダーも後を絶たない。 そしてプラチナバッジを手に入れた飼い主は、バッジに自分の名前を入れることが出来る。万能お兄さんの場合「万」の字だ。これをみればどんなブリーダーが育てたのか、 わかるらしい。ひとえに飼い主をアピールしているのだ。 ちなみに、彼のゆっくりの場合。れいむやまりさたちは、ふらんを返り討ちにするわ、ぱちぇりーはゆっくりとは思えない見事な家をたてる上に罠まで作るわ、 れみりゃはふらんより強いわ、ゆうかは規定量どころか一面を花畑にするわ、ゆゆこは一切のまずくわずで生き延びるわ、めーりんはれいぱーありすを全滅させるわと、 飼いゆっくりレベルを明らかに超えており、審査員達の腰を抜かした。 審査においてゆっくりを改造していることについては不問である、が、改造を差し引いてもすごかった。 そのバッジを31匹全てつけているのだ。驚かないほうがおかしい。 誰もが万能お兄さんを見て、超一流のブリーダーとわかり、彼に積極的に話しかけてきた。 「こんにちは!!皆すごく美人ですね!!」 「プラチナバッジなんて、初めて見ましたよ!」 「ゆっくりを綺麗に育てるコツを教えてくれませんか?」 「これを機に、私と、私のゆっくりとお見知りおきを……」 と、万能お兄さんとゆっくり達は取り巻きに囲まれ動けなくなってしまった。 だが、プラチナバッジは確かにすごいが、一般人にとってははっきりいって無駄ともいえる。 そこまですごいゆっくりを躾けること自体、一般人にとっては必要ないからだ。ゴールドまでいけば一流とみなされるし、飼いゆっくりも最高とみなされるからだ。 すでに一流なのに、さらに極めようとするのは、よほどゆっくりに対して思い入れがないとできない。プラチナを手に入れた人は、全てがゆっくりに対して一生を ささげている人や、ゆっくりによって生計を立てている人、金持ちが金に物を言わせて手に入れたかが全てだった。 彼と愛でお兄さんもまた、ゆっくりに一生をささげ、そして「プラチナバッジをつけたゆっくりが育てた無農薬野菜」と銘打った野菜は見事、 そのバッジのすごさを現し飛ぶように売れた。このおかげで生計を立てていた。 それに、万能お兄さんの場合、一匹手に入れれば十分なプラチナを家族全員に手に入れさせているのには理由があった。 彼がプラチナバッジを手に入れた理由の一つとして、妹の入院費などを手に入れるという理由も一つある。 だがそれらもひとえに「計画」のためである。そのためにプラチナバッジを苦労して家族全員分手に入れた。 しかし、理由がある素振りを見せず、取り巻きに囲まれあたふたしている彼を愛でお兄さんは苦笑しながら、ショップへと足を運んだ。 「やあやあ愛でお兄さんいらっしゃい。」 「店長、こんにちは。早速だけど、ゆっくりを納めに来たよ」 「おお、躾がすんだのか。いつもながら早いなぁ。さすがプラチナバッジを手に入れた幹部だね!」 「あと、この3匹は万能お兄さんが躾けたから、名前はちゃんと明記しておいてくださいね」 「おお!万能お兄さんの躾けたゆっくりか!!最近見なかったから、こいつはうれしいな。いまでも、彼の躾けたゆっくりをほしがる人はたくさん いる。これはかなりの売れ筋になるよ、ありがとう。」 プラチナブリーダーの躾けたゆっくりともなれば、ほしがる人は当然いる。なにせ超一流のブリーダーが躾けたのだ。明らかにレベルが違うのである。 それほどまでに、この二人が躾けたゆっくりは引く手あまたで希少種よりも入手困難と言われていた。 「礼は彼に言ってくださいよ。」 と、愛でお兄さんはゆっくり交流広場にいる万能お兄さんを指差した。 彼と彼のゆっくりは、他の会員やゆっくり達と楽しく過ごしているように見える。 実際はもみくちゃにされているのだが。 「じゃあ、代わりに伝えておいてくれないか?あと、これは報酬だ」 そういって、店長は躾の報酬を愛でお兄さんに渡した。彼の躾けたゆっくりも評価が高いので、封筒の中は結構な額がある。プラチナブリーダーともなれば当然だろう。 もっとも、31匹も躾けた万能お兄さんには負けるが。 愛でお兄さんは、広場に居る万能お兄さんに会って、報酬を手渡した。そして2人と31匹は逃げるように会館を後にした。 どうやら、彼は多くの会員とゆっくり達から、「このゆっくりをうちのゆっくりとつがいにしてくれないか?」と頼まれていたようだ。 彼の育てた31匹のゆっくり達は、この会館のなかでも群を抜いて皆美しかった上に、プラチナバッジ付きである。 プラチナレベルのゆっくりの子なら、その能力がしっかりと遺伝し、優秀な子ゆっくりが生まれる。それゆえに求婚の話も後を絶たなかった。 だが彼は丁重に断り続けた。理由は、飼いゆっくりの半分は中身を白餡に変えたりした改造ゆっくりだからだ。 無論、ゆっくりんピースでは中身を白餡に変える人もいるにはいる、が、もちろんそれを快く思わない人も居るのは確かなのである。 できれば知られたくないことであった。それに、彼は自分のゆっくりを他人と結ばせようと考えたことはない。そういうときは家ゆっくりの意見を聞いてから判断する。 彼女達は彼と結ばれたいと願ったので、彼はそれを尊重した。 だから彼は、理由は話さずに丁重に断り続けた。 愛でお兄さんがその時来たのは、見事な助け舟であった。 「助かったよ、愛でお兄さん」 「気にしないでくれ、それにしても断り続けるのも大変だね。」 「ああ、だって中身を改造しているからね。できれば知られたくないよ」 「改造については僕はいいゆっくりになるのは賛成している。でも、いまだにそれを快く思わない人が居るからね・・・」 「うん、まぁ人それぞれだから仕方ないさ。あと、僕はまだ用があるから町に残るよ」 「わかった、じゃあここでお別れだね」 そういうと、愛でお兄さんと万能お兄さんは会館前で別れた。 ゆっくりいじめ系1830 万能お兄さん5_4に続く